CSR
2017年2月9日
ANAは世界の航空会社で唯一のUNWTOの2017国際観光年オフィシャルスポンサーになりました!

2017年は国際観光年となっていることを、皆様ご存知でしょうか?

国連は今年を「International Year of Sustainable Tourism for Development(2017 開発のための持続可能な観光の国際年)」としました。

そこで中心となる機関が国連世界観光機関(UNWTO:United Nation World Tourism Organization)。ANAはアジアで唯一の航空会社としてのUNWTO賛助会員です。

そして今回、UNWTOが主催する「2017 International Year of Sustainable Tourism For Development」のオフィシャルスポンサーに選ばれました!スポンサーは、基本的に一業種一社が選ばれ、ANAは世界の航空会社で唯一のオフィシャルエアラインスポンサーでもあります!

UNWTO…聞きなれない方も多いかもしれません。

UNWTOは、世界各国・地域の多様性を尊重し、経済的発展による持続可能な観光の促進を目的とした国際連合の専門機関です。規模はなんと156ヶ国・6地域、主旨に賛同した約500の賛助会員により構成されています。

ANAは昨年、賛助会員として加盟しましたが、それは雇用拡大や貧困の撲滅、資源の有効活用、環境保護など多岐にわたる問題を、観光を通じて解決を目指すUNWTOの考えに賛同したからです。

1月18日には、2017年を観光年として制定する開幕式がマドリッドで開催されました。

会場では、ANA篠辺社長のお祝いメッセージが流され、また開幕式に出席したANA上席執行役員 中村欧州室長と、UNWTOのリファイ議長が握手を交わし、これからの協力を約束しました。

一方、「観光を通じて様々な問題解決を図る」という点で、ANAグループのひとつであるANA総合研究所が、中心メンバーとして、「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構」を設立。

この機構で推進しているのが、「温泉ガストロノミー・ウォーキング」です。これは、地域資源である「食」「文化・歴史」「自然」をウォーキングしながら楽しみ、温泉に入ることで心身ともに健康を目指すというもの。昨年行われた「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin別府」では、多くの皆さまにご参加いただきました。

今後もANAはUNWTOと協力しながら、最新の観光トレンドの把握やネットワーキングを通じて、日本の多様な魅力の対外発信に積極的に取り組み、観光を軸とした世界各地の地域の発展、活性化に貢献してまいります。

ANA総合研究所の過去の「ONSEN・ガストロノミツーリズム」についての記事はこちら
https://www.ana.co.jp/ana_news/2016/12/16/20161216-1.html

UNWTOの活動はこちら
http://media.unwto.org/content/unwto-news-59