女性活躍推進と多様な働き方

オープンな議論を通じて互いを高め合いグループ全体の力に変えていく風土の醸成を目指して

ANAグループでは「真に多様性を活かせる集団」となるため、ダイバーシティ&インクルージョンを積極的に推進。国籍・年齢・性別・所属・役割・価値観などの違いを超えてオープンに議論し、互いを高め合いながらグループ全体の力に変えていく風土の醸成を目指しています。
特にANAでは社員数の半数以上を女性が占めることから、女性がその多様な視点や感性、価値観を活かしてより一層活躍し続けることを経営課題ととらえ、女性の役員数や管理職比率などの数値目標を掲げています。
また、ダイバーシティの推進にあたっては、社員一人ひとりの能力が発揮され、いきいきと働き続けられる環境づくりが不可欠だと考えています。「ダイバーシティ&インクルージョン推進室」では、個々のライフスタイルや価値観を大切にしながら、ワークとライフの相乗効果を生み出せる「ワーク・ライフ・バランス」を推進しています。
ワークスタイルイノベーション(働き方改革の推進)とともに、多様な人財がそれぞれのステージで活躍できる風土づくりと環境整備に取り組んでいます。

ANAの女性活躍推進における数値目標(2020年度末迄)

目標1 女性役員2名以上登用(社外取締役を除く)

目標2 女性管理職比率15%

目標3 総合職事務・客室乗務職掌における女性管理職比率30%

女性活躍推進法に基づく行動計画についてはこちら

キーワードで見る女性活躍推進

ANAでは、女性をはじめとした社員の多様な働き方や自己啓発を支援するための環境づくりを積極的に展開しています。

いきいきと働ける「制度」

すべての社員がいきいきと働けるよう、男性も含めて利用できる多様な制度を導入しています。

留学やボランティアのための休職制度配偶者海外転勤休職制度エリア型総合職制度在宅勤務制度など

また、育児・介護に関する制度も充実しています。

懐妊・育児休職制度短時間勤務や育児日(育児のための特別休暇)制度短日数勤務部分就労型客室乗務員制度など

社員の成長につなげる「教育」

女性の活躍を支援するキャリアデザイン研修、将来のANAグループを牽引する女性選抜研修、メンター制度などを実施。
懐妊・育児休職者を対象としたセミナーは、2013年度より他企業との合同セミナーも開催。2014年度にはパートナーも同伴可能なセミナーも実施し、夫婦で楽しみながら育児ができるようパートナーシップを強めることの大切さなどを学べる機会としています。
その他、介護セミナーや女性の健康を考えるセミナーなど、さまざまな学びの機会を設定しています。

社員の成長につなげる「教育」

多様な働き方を知る「ロールモデル」

ワーク・ライフ・バランスに関するさまざまな施策や制度を実際に活用し、多様な働き方を実現している社員を「ロールモデル」として、グループ内広報誌やイントラネットなどで紹介。ベストプラクティスを広く社員に周知することで気づきを与えるとともに、一人ひとりの実践につなげています。
また、将来のANAグループを担う女性管理職を対象とした施策も充実。部門・職種を超えた女性管理職のネットワークの形成を目的とした場の設定や、ロジカルシンキング研修などを行っています。

多様な働き方を知る「ロールモデル」

一人ひとりの個性を活かす「風土」

ダイバーシティ&インクルージョンの理解と浸透を目的に、全グループ社員を対象としたダイバーシティ講演会を定期的に開催。
また、社員の子供が職場を見学・交流する機会を設定、同僚の家族に会うことで互いのワーク・ライフ・バランスを尊重しあう風土を醸成する“きっずでい”を各事業所で実施しています。
さらに、2015年度より、「パパの公休日プロジェクト」に応援企業として参画し、子どもの1歳の誕生日に年次有給休暇を取得することを推奨。子を持つ社員だけでなく、すべての社員が、「自分や家族のために」積極的に有給休暇を取得することを促進しています。

一人ひとりの個性を活かす「風土」

ワークスタイルイノベーション

真のダイバーシティ&インクルージョンの実現には、男性を含めた社員の意識や働き方の改革が不可欠です。ANAグループではNo残業デイの設定に加えて、仕事以外のさまざまな学びや遊びの機会の提案、生産性を高めて労働時間を減らすためのオフィス環境の整備、タイムマネジメントセミナーの実施など、さまざまな取り組みを行っています。
マネジメント層の意識改革についても取り組んでいます。部下のワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織としての結果も出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(=イクボス)を育てていく「イクボスプロジェクト」を展開するNPO法人ファザーリングジャパンに賛同。2014年12月にはイクボスを育てていく企業のネットワーク「イクボス企業同盟」を設立し、ANAもこれに加盟。グループ内でのイクボスの養成に注力しています。

イクボス 企業同盟

取り組みに対する外部からの評価

「女性が活躍する会社Best100」において総合ランキング3位、公共サービス部門1位を獲得

2015年5月、日経BP社が発行する『日経WOMAN』主催の「女性が活躍する会社Best100」において、ANAが総合ランキング3位、公共サービス部門(個人・事業所・公共)1位を獲得。2014年の総合6位から3ランクアップした形となりました。「女性が活躍する会社Best100」は、1988年の『日経WOMAN』創刊時から不定期で実施しているもので、今回で13回目を迎えます。

「女性が活躍する会社Best100」において総合ランキング3位、公共サービス部門1位を獲得

女性活躍推進に優れた企業として、空運業から初の「なでしこ銘柄」に選定

2014年3月、女性人材の活用を積極的に進めている企業の1社として、東京証券取引所より「なでしこ銘柄」に選定されました。東京証券取引所は業種ごとに女性の活躍にかかわるスコアリング・評価を行うことで企業を選定しており、当社は初の空運業からの選定銘柄となります。

【なでしこ銘柄とは】
東京証券取引所と経済産業省が共同で、女性活躍推進に優れた企業を選定し、「なでしこ銘柄」として認定。安倍政権が「成長戦略の中核」とする「女性活躍推進」の取り組みの一つとして2012年度より開始。また、経済産業省が進めている「ダイバーシティ経営企業100選」の姉妹ブランドとして位置付けられている。

女性活躍推進に優れた企業として、空運業から初の「なでしこ銘柄」に選定

「2014 J-Win ダイバーシティ・アワード」においてANA 取締役執行役員の河本宏子がリーダー・アワードを受賞

2014年3月、NPO法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワークが主催する「2014 J-Win ダイバーシティ・アワード」において、ANA 取締役執行役員の河本宏子がリーダー・アワードを受賞しました。「J-Win ダイバーシティ・アワード」の受賞は、航空会社として初めてとなります。

「2014 J-Win ダイバーシティ・アワード」においてANA 取締役執行役員の河本宏子がリーダー・アワードを受賞

そのほかの受賞

テレワーク推進賞(2011年)
一般社団法人日本テレワーク協会主催の「テレワーク推進賞」において奨励賞を受賞。

メンター・アワード(2011年)
ワーキングウーマン・パワーアップ会議と財団法人日本生産性本部主催の「メンター・アワード」において組織部門の優秀賞を受賞。