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中国茶の世界
今や世界中の人に愛されているお茶。おいしいだけではなく、口の中をさっぱりさせてくれたり、健康にいいとされていることも、人気の理由です。そして日本茶も英国紅茶も、ほとんどのお茶のルーツは中国茶にあるのです。その歴史は非常に古く。なんと紀元前に遡るのだとか。

そこでまずは簡単に、中国茶の歴史を見てみましょう。その悠久の歴史を知ると、味わいもより深く感じます。

ぜひゆったりとお茶を飲みながら、はるか唐や宋の時代まで思いを馳せてください。
唐の時代に作られた世界最古のお茶の本と言われる「茶経」によると、お茶の歴史は紀元前2700年頃にまで遡ります。
古代においてお茶は食用や祭祀用、薬用として用いられていました。
漢(紀元前206〜220年頃)の時代には四川省あたりが産地の中心であったようです。
それが三国時代(184〜280年頃)以降、飲用の嗜好品となったのでした。
唐(618〜907年)の時代、お茶は中国の広範囲に広まりました。

この時代は緊圧茶・固形茶である餅茶と呼ばれるものが中心だったようです。
これは茶葉を固めたもので、運搬に便利でした。そんな緊圧茶は、雲南省やチベットを通る茶馬古道などを通じて、売買されていきました。

そして、お茶は富裕の市民にも好まれるようになり、お茶の優劣を競う「闘茶」なども行われました。

やがて餅茶から細かくすりつぶしたお茶を固める団茶が主流になります。
明(1368〜1644年)の時代、お茶は一般の市民へも普及します。

そして作るのに手間がかかる団茶ではなく、固めていない散茶が主流になります。そして、杭州の龍井茶や安徽省の黄色山毛峰のような緑茶が珍重されるようになり、高級茶として皇帝にも献上されます。

清(1644〜1912年)時代に入ると、お茶道具もお茶の製法も出揃い、ほぼ現在の形に近いようになります。福建省の烏龍茶を飲むための工夫茶という茶芸ができたのもこの頃です。
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