国際線新規航空会社

全日空は、「中期経営計画」の一環として、コスト競争力に優れた国際線新規航空会社の運航を2000年度ウインターダイヤ期間中(10月29日〜2001年3月24日)に開始し、全日空グループの収益性向上ならびに国際線の競争力強化とネットワークの拡充を図ります。

全日空が国際線新規航空会社を全面的に支援することで、安全面における高い運航品質を確保するとともに、全日空グループを構成する一社として、お客様に選んでいただける魅力的なエアラインを目指します。

2000年度下期における国際線新規運航会社の事業規模(路線・便数)、運航の拠点などの詳細は、5月末に発表する予定です。

1.事業領域
国際線新規航空会社の事業領域は近距離国際線ならびにリゾート路線とし、全日空はそれ以外の国際線(欧米線など)を運航することで、事業領域の明確な区分を行い、グループ内の国際線事業における運営効率の最大化を目指します。

2.事業規模
本年3月6日に社長室内に設置した「国際線新規航空会社準備室」で計画の策定と具体化を今後速やかに実施し、現在休眠中の「ワールド エアー ネットワーク(WAC)」を母体として国際線新規航空会社の事業を開始します。 国際線新規航空会社の運航拠点は海外に置き、2000年度ウインターダイヤ期間中に、B767型機を用いて、関西空港からのアジア・中国路線で運航を開始する予定です。 運航開始後は、2002年に予定されている新滑走路の運用開始に伴う成田空港の発着枠増大などのビジネスチャンスの拡大を捉えて、成田空港発着国際線の運航を開始することなどで、事業規模を拡大することを計画します。

3.組織・人員体制
国際線新規航空会社の運営に必要な様々な業務のうち、整備作業業務、運航支援・技術支援業務、販売業務ならびにその他の間接業務は全日空が全面的に実施するほか、空港におけるハンドリング業務を積極的に外部委託することで新運航会社の組織・人員体制をスリム化し、コスト競争力を高めます。 運航乗務員などの要員は多様なソースからの雇用を積極的に行う予定です。運航乗務員については、外国人パイロットおよび60歳以上の日本人パイロットの採用を、また客室乗務員については外国人ならびに日本人の採用をそれぞれ基本とし、一部については全日空からの出向で補完する計画です。