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1. 戦略の位置づけ
「グループ経営ビジョン」実現のための「経営戦略」として、『アジア NO.1実現の土台となるクオリティーの確保』、『総合顧客満足度でアジアNo.1の実現(=顧客満足における価値創造でNO.1)』 を目指しながら、羽田空港再拡張後の長期展望も踏まえた戦略を策定した。
 
2. 戦略の概要
◎他社を凌ぐコスト競争力の確立
  (1) 「2003-05年度コスト構造改革(300億円縮減)」 により安定的な収益基盤の確保に続き、将来の事業環境に適応するために、競合他社を凌ぐコスト競争力を導き、持続可能な競争優位を確立する。
  (2) 従来型の「大型機材の活用」に加え、景気や需要の変動リスクを最小限にできる費用 構造への転換に向け、「中小型機&増便」を選択できるフリート構成へ変更する。
  (3) グループ全リソースを対象として、「競合他社を凌ぐ水準の達成」をキーワードに、コスト構造を転換し、「フリート戦略」との相乗効果を享受する。
  (4) スターアライアンスのスケールメリットを追求する上で、これまでのマーケティング戦略に加え、航空機燃料をはじめとした共同調達時における購買交渉力の向上、並びにスターeチケットなどの共同開発(スターによる規格の統一)による利便性・効率化を推進していく。
 
◎マーケティング&セールスの競争力強化
  (1)国際線 : 「中国線のネットワークの拡充」、「スターアライアンスの活用によるグローバルネットワークの確立」 と併せて、中小型・国内線/国際線兼用機材による「国内線感覚の東アジアネットワークの展開」を中部国際空港開港時より順次展開していく。
  (2)国内線 : 更なる簡単・便利を追求し、「ANA便名への統一」、「わかりやすいダイヤ設定」、「プロップ事業の本格化」の推進と共に、「インターネット機能の強化」にも取り組んでいく。 さらに、スターパートナーによる競争力強化を目指し、スターキャリア便と国内便との接続性の向上を図っていく。
 
◎ 持続的競争優位の差別化戦略(多様なニーズへの対応)
「簡単・便利」、「個」 を重視した機動的なマーケット戦略 から、「お客様満足の向上」 を導き、「ブランド価値」、「競争優位の差別化」、「収益の質の向上」 を実現するビジネスサイクルが有効に機能するための環境整備・機能強化を図っていく。
これにより、絶えず変化するマーケットに価値ある商品を次々と提供し、ANAグループの個性や良さを発揮し、多くのお客様に満足してご利用いただくことで競争優位を確立する。
 
3. 経営目標
各戦略の推進を通じて、需要に適合した機材投入を進める中で収益の質を高めつつ、併せてコスト削減を継続して追求する中で、期間中の収益目標を次のとおり設定した。
 
 
 
以上