NEWS ANA

第04‐042号
2004年4月1日

2004年度 ANA入社式 社長挨拶骨子
〜歴史的な変革期、苦難の時代だからこそ、「夢」を持って挑戦を!〜

◆ 常に進化を指向せよ
 
 皆さんがこれから飛び込もうとしている航空業界は、かつては比較的安定した経営環境の中で発展してきましたが、ここ数年、とりわけ2001年9月に発生した同時多発テロ事件以降は、まさに「世界が一変」してしまったと言ってよいほどの状況になっています。ダーウィンは「進化論」の中で「最も強い種が生き残るのではなく、最も賢い種が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる種である」という事を語ったとされています。現在航空業界が直面している競争とは、つまるところこの「変化に強い遺伝子」をいかに獲得するかの競争ではないかと思います。「変化」や「進化」というものには、常に痛みや障害が伴います。しかしながら、その痛みをいち早く乗り越えた者が競争力を高め、長期的には利を得ることができるようになるのです。まずもって皆さんには、今の航空業界がこのような変化の只中にあるということをしっかりと認識しておいていただきたい。

 皆さんは学校を卒業したばかりの、まさに白地のキャンパスのような存在です。まずは1日も早く課せられた業務に精通し、1人前の戦力になっていただきたいと思いますが、同時に与えられた枠組みや過去からの慣習を当然の前提とするのではなく、新鮮な目で「もっといいやり方はないか」「あるべき方向性とは何か」を追求し、常に「進化」を指向する存在であって欲しいと思っています。
 
◆ ANAグループの原動力は「夢」と「挑戦」
 
ANAグループでは、一昨年に新たにグループの経営理念および経営ビジョンを策定しました。全社員にその中身をしっかりと認識してもらうために、名刺サイズのカードを作って配布しています。 すでに皆さんのお手元にも渡っていることと思いますが、その中に、「世界の人々に『夢』と『感動』を届けます」、そして「常に『挑戦』し続けます」という言葉があります。

この「夢」と「挑戦」こそ、創業以来50年にわたって培われてきたANAグループのDNAです。夢こそが、私達を駆り立てる原動力であり、失敗を恐れず常に前進を続ける挑戦こそ、苦難を乗り超え、未来を創造する源泉だと確信しています。 みなさんが日常仕事をする中においても、自分なりの夢を描き、「ストーリー」を作るということを意識していただきたい。皆さんの「夢」「ストーリー」そして「エピソード」の積み重ねが、新しいANAのブランドを形作っていくのです。
 
以上
 
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2004年度 ANA入社式 社長挨拶骨子