ビザ・インターナショナル(以下:Visa 日本総支配人:リチャード・チャン 所在地:東京都千代田区)と全日本空輸株式会社(以下:ANA 代表取締役社長:大橋洋治 所在地:東京都港区)は、ANAが国内航空会社として初めて、Visaが開発したインターネット決済におけるカード会員の本人認証サービス「VISA認証サービス」(Verified by Visa)を2005年2月1日より導入することを発表しました。また、サービス開始に伴い、共同プロモーションも予定しております。 ANAでオンラインのカード決済を利用する際に、「VISA認証サービス」を利用すると、従来から入力しているカード番号と有効期限に加え、VISAカード発行会社の管理するサーバーから送られてくる認証画面上でパスワードの入力が必要となるため、なりすましなどの不正利用防止対策とともに情報漏洩防止対策として有効です。
この「VISA認証サービス」で必要なパスワードは、加盟店である航空会社ではなくカード発行会社により直接発行・管理され、カード決済に必要な本人確認のための情報が、航空会社が管理するオンライン予約サーバーを経由せず、わずか2〜3秒で認証作業が済む為、これまでのオンラインでのチケットレスサービス同様、迅速で簡便、そしてより安全にサービスを利用することができます。
ANAは、国内線・国際線合わせて年間約4,800万人のお客様が利用されます。また、ANAのインターネットサービス「ANA SKY WEB」は、インターネットサイトとして国内有数の規模であり(航空券のオンライン購入額は、年間約1,800億円)、ANAを利用する多くのVISAカード会員が「VISA認証サービス」を利用することができます。
このたびの ANAへの本サービス導入は、ANA VISAカードの提携先であり、日本国内におけるVISAカード発行最大手である三井住友カード株式会社の業務協力により行われます。