NEWS ANA

第07-010号
2007年1月31日


平成19年3月期 第3四半期業績および通期業績予想について

 ANAグループでは、本日1月31日(水)、平成19年3月期第3四半期決算の概況を取りまとめました。詳細は別添の「平成19年3月期 第3四半期財務・業績の概要(連結)」をご参照ください。

 
 
1.平成19年3月期 第3四半期の連結業績
(1)連結経営成績
 
[1]概況
ビジネス需要を中心とした堅調な旅客需要に加え、各種増収施策の展開、また10月以降の増便路線も順調に推移し、増収を確保しました。
原油価格は歴史的高水準で推移しており、燃油費が前年同期と比較して、約390億円増加しました。
 
リース機材の返却に伴う諸費用などを営業外費用として計上したことにより、経常利益は前年同期実績を下回りましたが、営業収入、営業利益、四半期純利益は過去最高を計上しました。
 
 
※連結子会社96社  持分法適用非連結子会社5社 持分法適用関連会社19社
 
[2]国内線旅客事業
今年度4月搭乗分から全路線に導入した新運賃「旅割」が好調であったことに加え、「沖縄先島フィーダー路線」の充実、沖縄キャンペーンの展開などにより、旅客数は堅調に推移しました。
引き続き好調なスーパーシートプレミアム、スキップサービスの展開など、運賃、サービス面での差別化を推進し、利便性向上に努めました。
 
結果として、前年の「愛・地球博」のような観光需要を喚起する要素が少ない中でも、旅客数、収入ともに前年同期実績を上回ることができました。
 
 
[3]国際線旅客事業
ビジネス需要、観光需要ともに堅調であり、旅客数は好調に推移しました。
復便した成田−シカゴ線をはじめ、増便した各路線も順調に推移しており、アライアンスを活かした「パートナーハブ戦略」、また中国路線のデイリー化は着実にマーケットに浸透しつつあります。
成田空港第1旅客ターミナルビルへの移転を機に、スターアライアンス各社が同ターミナルビルに集結することで、乗継時間を大幅に短縮させ利便性の向上を図るとともに、「簡単・便利」を目指した「スマートeサービス」やラウンジの充実など、サービス向上に努めました。
 
結果として、生産量(座席キロ)の伸びを大幅に上回る旅客増、収入増を確保しました。
 
 
[4]貨物事業
国内線では、昨年2月より増便した深夜貨物便などの効果により、輸送実績は堅調に推移しました。
国際線では、北米路線へ貨物スペースの大きいボーイング777型機を投入したことに加え、ボーイング767貨物専用機を増機し、北米路線への展開、関西−上海線の週5便化を図り、輸送量の取り込みに努めました。
 
結果として、国内線、国際線ともに輸送重量、収入ともに前年同期実績を上回りました。
 
 
(2)連結財政状態
 
航空機の購入による有形固定資産が増加する一方で、流動資産が減少したことにより、総資産は減少しました。
負債の部では、借入金の返済や社債の償還を着実に進め、有利子負債を7,836億円に圧縮しました。
自己資本は、新会計基準の適用によるデリバティブ取引にかかわる評価損益(190億円)と当期純利益の計上により増加し、自己資本比率は24.5%となりました。
   
  注1:自己資本は純資産合計から少数株主持分を控除しています。
注2:有利子負債残高にはオフバランスリース負債は含みません。
注3:D/Eレシオ=有利子負債残高÷自己資本
 
(3)連結キャッシュ・フローなどの状況
 
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益730億円に減価償却費や営業活動にかかわる債権債務の加減算を行った結果、1,359億円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、航空機への投資を中心に976億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金返済や社債償還などにより、670億円の支出となりました。
   
 
2.通期の見通し
 
第3四半期までの業績は、旅客収入の大幅な増加により、予想を上回る営業利益を計上することができました。
原油価格はピーク時に比べれば下落していますが、引き続き高水準で推移しており、通期では、前年の実績に対して600億円程度増加する見込みです。
第4四半期については、営業赤字になることが予想されますが、通期については、前期と同程度の営業利益を確保できる見通しとなりました。
航空機の更新を一層加速させていくことを検討しており、これに伴い100億円程度の特別損失を見込んでおります。
   
かかる状況から、平成19年3月期の通期業績予想を以下の通り修正いたしました。
   
 
 
以上
 
添付資料:
平成19年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)
 
(印刷をされる方はこちらをご利用下さい)
平成19年3月期 第3四半期業績および通期業績予想について