2007年1月24日
ANA・JAL
共同リリース
 
 

航空会社と航空専門学校が協同して大型航空機整備士の養成を開始
〜大量退職を控え、航空整備士の確保と育成の促進〜

  ANAグループとJALグループでは、2007年4月から、定期航空会社が運航する大型航空機の出発前点検等の整備確認業務ができる「一等航空運航整備士」の養成を日本航空専門学校、中日本航空専門学校と協同・連携して開始することといたしました。

 現在、ANAグループとJALグループでは、セスナ機等の小型機の整備確認業務ができる「二等航空整備士」や「二等航空運航整備士」資格を取得した航空専門学校の卒業生を多く採用しておりますが、定期航空会社で必要とする大型航空機整備士との養成上の共通点は比較的少ない状況にありました。

 このため、今後の整備職大量採用世代の退職時期の到来や、成田・羽田空港の発着回数の増加に伴う整備機会の増加を見据え、産学が一体となって大型機に対応できる整備士を効果的に育成していく方法について関係団体と検討してまいりました。

 この度、エアライングループと航空専門学校の整備士養成機関が協同・連携することで、これまで 航空専門学校単独では教育が難しかった大型機のシミュレーター訓練や整備実習等について エアライングループがこれに協力するインターンシップの仕組みを導入することにより、航空専門学校在学時に「一等航空運航整備士」資格を取得できるようになりました。

 具体的には、2007年度から、日本航空専門学校、中日本航空専門学校が、「一等航空運航整備士コース」を新設し、1、2年次は航空機に関する基本教育を学内でおこない、3年次はエアライングループ教官の指導・監督のもと、インターン生として羽田、成田地区の教育施設や整備工場等において大型機に関する知識・技能の修得を目指すことになります。なお、2009年度はANAグループとJALグループでインターン生を各15名ずつ、計30名程度を受け入れる予定です。

 航空専門学校において、大型航空機整備士の育成をおこなうことは、ANAグループとJALグループにとって、少子化時代に整備士の資質を備える人材を確保することが可能となるばかりでなく、産学が協同・連携して航空界に良質な人材を確保し、優秀な整備士を継続的に育成する意義も大きいものと考えております。

 
 以上
 
 
(印刷をされる方はこちらをご利用下さい)
航空会社と航空専門学校が協同して大型航空機整備士の養成を開始