2007年5月23日
ANA・アーネット共同リリース
 
 

ボーイング787用”e”ラーニング教材の自動作成システムを共同開発
〜 ”e”ラーニングによるバーチャルトレーニングで効果的な技能の伝承も〜

 ANAは、これまで実現が難しかった対面型クラスルームレッスンをPC上で再現できる「”e”ラーニング教材自動作成システム(通称:ステップアップ”e”ラーニング)」を株式会社 アーネット(東京都町田市:岡田安人社長)と共同で開発に成功しました。【5月22日 特許出願】
  株式会社アーネットと共同開発したステップアップ”e”ラーニングは、インストラクターが、講義をおこなえば、講義内容(ドキュメント、写真、動画、板書、レーザーポインターの軌跡およびインストラクターの様子)を、そのままデジタル処理し、講義終了と同時に臨場感溢れる”e”ラーニング教材が作成できるシステムです。

 ANAでは2002年より、ブラッシュアップ教育や定期教育等の整備士訓練の一部に、静止画と音声による”e”ラーニングを導入しております。しかし、航空機の仕組みや構造に係わる教育訓練は、専門的かつ長期間にわたることから、在来型の”e”ラーニング訓練効果を保証することは難しく、また教材作成・編集にあっても、コンピュータの専門的な知識や作成・編集に多くの時間を要する等の課題があり、これまで整備士訓練に本格展開するには至っておりませんでした。

 

 ステップアップ”e”ラーニングは、大掛かりな編集装置やコンピュータに関する特別な知識がなくても、簡単かつスピーディーに”e”ラーニング教材が作成できること、また、受講者にとっては、講義をいつでも、どこでも、何度でも聴くことができ、必要に応じて講師への質問、あらゆる場面の画面印刷なども可能となり、個人の進捗に応じた学習環境が整う画期的なシステムといえます。

 ANAは、2008年に世界初就航予定のボーイング787のローンチカスタマーとして、目下準備を進めております。共同開発したステップアップ”e”ラーニングで作成した教材は、個別学習であっても高い教育効果を保証し、時間や場所の制限を受けずに効率的な訓練が展開できることから、ボーイング787整備士訓練に本格導入していく計画です。また、いわゆる団塊世代のベテラン整備士のもつ技能を、ステップアップ”e”ラーニングを用いて蓄積し、有形な視聴覚教材としてライブラリー化することも可能であることから、技能伝承をおこなうツールとしての活用も計画しており、優秀な整備士を継続的に育成する仕組みを構築する面での意義も大きいものと考えております。

 
 
以上
 
 
株式会社 アーネット
設立2000年、資本金1400万円、従業員16人。大学発のベンチャー企業。新しいeラーニングシステムを電気通信大学と共同研究・商品化してきた。総務省(2回)、経済産業省のベンチャーに対する研究開発助成金や経営革新計画法の適用を受け開発を進めている。特許出願4件。標準品は北大、千葉大、静岡大、福岡大等、大学中心に納品実績がある。
 
 
添付資料:
ステップアップ”e”ラーニングで作成した教材のサンプル
 
(印刷をされる方はこちらをご利用ください)
ボーイング787用”e”ラーニング教材の自動作成システムを共同開発