NEWS ANA

第07‐135号
2007年11月22日


2008年1〜3月国際線旅客「燃油特別付加運賃」について
—2007年10月〜12月の水準で据え置くことを決定しました—

 ANAグループは、2008年1〜3月の国際線旅客における「燃油特別付加運賃」(いわゆる燃油サーチャージ)の運賃額を決定いたしました。
 当社グループでは、本年7月から燃油特別付加運賃額を3カ月ごとに固定するとともに、直近3カ月の航空燃料市況価格の平均に基づき見直すこととしております。燃油市況は歴史的高水準で推移しており、航空燃料市況価格(シンガポールケロシン市況価格)の2007年8月から10月の3カ月平均も1バレル当たり90.65ドルに達しました。
 こうした状況の下、ANAグループでは従来から取り組んでおります様々な費用削減努力や増収努力などの経営努力を重ねてまいりました。2008年1月〜3月の燃油特別付加運賃額につきましては、これらの経営努力を踏まえた上で、シンガポールケロシンの市況はもとより、お客様への影響度、燃油費用が今年度の経営に与える影響度合などを総合的に判断し、現行水準で据え置くことといたしました(※)。国際線ご利用のお客様には引き続き燃油特別付加運賃のご負担をお願いせざるを得ませんが、何卒、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
 
燃油特別付加運賃額改定の概要
   
1. 適用期間 : 2008年1月1日(火) 航空券発券分より3月31日(月)発券分まで
   
2. 運賃額  : 次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1旅客1区間片道当たり)
 
(※) 香港線は運航距離に応じ、本来台湾・グアム・ベトナムと同一区分となりますが、現在は関係国政府認可の都合上、そのレベルよりも低額での設定となっています。今回、1月以降分につきましては、距離に応じた本来の区分の額で申請を行いましたが、関係国政府の認可次第では最終的に今回の申請額より低額となる可能性もあります。
   
3.
改定(廃止)条件:
(1) 2008年1月1日(火)から3月31日(月)発券分については、本申請による徴収額を、燃油価格の動向により変更することは予定しておりません。なお、関係国政府の認可状況に応じた変更申請につきましては、この限りではありません。
(2) 2008年4月1日(火)以降の本運賃の水準、仕組み、指標となる燃油価格等につきましては、来年度の国際線旅客運賃の内容と合わせて別途お知らせする予定です。
(3) シンガポールケロシンの市況価格が3カ月間平均して1バレル当たり45米ドルを下回った場合には、本運賃を廃止いたします。
   
4.
適用条件:
(1) 燃油特別付加運賃は全てのお客様にご負担いただくもので、大人・小児・幼児ともに同額となります。また、AMCマイレージ特典航空券ご利用の場合も同額となります。
(2) 航空券ご購入後の払戻しの際、本運賃には取消手数料・払戻し手数料は適用されません。全額払戻しいたします。
(3) 関係国政府の認可条件によって、適用額が予告なしに変更となる場合があります。
 
 
以上
 
 
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2008年1〜3月国際線旅客「燃油特別付加運賃」について