NEWS ANA

第08‐001号
2008年1月4日


− 斬新な発想を取り入れ新しい体制に! −
〜 2008年は「イノベーション」がキーワード 〜
ANA社長 山元 峯生

 新年明けましておめでとうございます。
今年は戊子(つちのえね)。
「戊」には、あらゆるものを土に還元し、新たに再生するという意味があり、「子」は十二支の一番目で、新しい生命が芽生え増える様子を表しているそうです。
希望に満ちた明るい一年になりますようお祈り申し上げます。

ANAグループは、2006〜2009年度グループ中期経営戦略を遂行中ですが、東京国際空港(羽田)の拡張時期が平成21年(2009年)から平成22年(2010年)10月に変更されること、平成22年(2010年)3月に成田国際空港の発着枠が増加することが明らかになるなど、経営環境に大きな変化があるため、新たに2008〜2011年度グループ中期経営戦略を策定することにしました。

飛躍に向けての準備期間が長くなりましたが、単にゆっくり準備するのではなく、新たな視点を織り込んで更に大きな飛躍へ結び付けていきましょう。
今年は、「安全」「グループ」「グローバリゼーション」に「イノベーション」を加えて4つのキーワードを掲げたいと思います。

《安全》
「安全」は、経営の基盤であり社会への責務です。
安全を確保するために、我々は常に謙虚でなければなりません。一人ひとりは感覚を研ぎ澄ませ不安全につながりかねない小さな芽を摘んで下さい。安全確保に貢献した判断や経験は、確かな仕組みでグループの財産にしていきます。

《グループ》
「グループ」は、それぞれが自らの役割を果たし、一体感のある“team ANA”として機能することが重要です。
今年度の経営計画に「ANAグループのオペレーションを徹底的に強化し、サービス品質を高めていく」ことを掲げていますが、イレギュラー時にこそANAグループの真価が問われます。
“team ANA”としてイレギュラー対応に強くなり、安全面を含めて、お客様に信頼して頂けるANAグループを築いていきましょう。

《グローバリゼーション》
「グローバリゼーション」は、ANAグループが事業を展開していくのに必要です。
アジア地域の経済成長に合わせてANAグループの国際線網を拡充していきたいと思いますが、販売の面からもコストの面からも、現在の体制で利益を上げることは困難です。
航空自由化は必ず進展します。それをビジネスチャンスにするため、斬新な発想を取り入れた新しい体制に生まれ変わらなければ、ANAグループの将来は尻すぼみになります。
収益性を低下させることなく、平成27年(2015年)の売上高を国際線旅客事業で現在の3倍、貨物事業で7倍にして、国内線旅客事業と合わせてそれぞれ7,000億円“777” (トリプルセブン)にしたいと考えています。それに向けて、あらゆることに常に挑戦し続けます。

《イノベーション》
「イノベーション」が新しいキーワードになります。
斬新なサービス、斬新な生産体制、斬新な販売体制、斬新な経営体制など、別次元の新しい価値を生み出していくには、それを支えるイノベーションが必要です。
今年の秋には最新鋭機ボーイング787をローンチカスタマーとして受領しますが、世界があっと驚く“世界初”を次々と打ち出せるANAグループになるために、新しい考え方や新技術を貪欲に取り入れていきます。
皆さんも、プロとして考え抜いて、世界の人々の魂を揺さぶって下さい。好奇心を旺盛にして、新しいものを積極的に試す風土が、これからのANAグループには必要だと感じています。

お客様から「信頼」され「安心」してご利用頂けるよう、いつも身近な存在であり続け、価値ある時間と空間を創造して、世界の人々に「夢」と「感動」を届けていきましょう。

 
 
以上
 
 
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斬新な発想を取り入れ新しい体制に!