NEWS ANA

第10‐001号
2010年1月4日

2010年 社長年頭挨拶<骨子>

「いよいよ飛躍の年」
−グループ全員で力を合わせ、荒波を乗り越えていこう−
ANAグループCEO 伊東 信一郎

 新年あけましておめでとうございます。2010年がANAグループにとって、明るい年になることを祈念したいと思います。

 さて、昨年を振り返ると、世界的な景気低迷からの回復の遅れとデフレの進行、円高、新型インフルエンザの流行等、厳しい経営を余儀なくされた一年でありました。年度決算見通しは大幅赤字で、「無配」の決断をせざるを得ないという、大変厳しい状況にあります。
 私達は、収支改善に向けた諸施策を確実に実行するとともに、こうした環境下においても、公募増資、沖縄貨物ハブのスタート、国際線新プロダクトの発表、日米オープンスカイ合意に基づくATI申請等、苦しい中でも着実に将来に向けた準備を行ってきました。これらはグループの一人ひとりが知恵を出し合い、議論し、全力で取り組んだ成果だと思います。

 2010年はいよいよ、私たちが待ち望んだ首都圏の増枠、羽田の国際化、そしてボーイング787の就航を迎える大きな飛躍の年であります。中国を含むアジア諸国の高い成長、それを睨んだ世界中の企業のアジア進出の動きなど、まさに経済のグローバル化・ボーダレス化が一層進みます。
 一方、景気低迷やデフレ傾向が当面続くと予想されるなかで、首都圏空港の再拡張を機に事業拡大に挑戦しながら、黒字化・復配を目指すという極めて難しい年でもあります。
 このような激しい時代の変化をしっかり掴んでいかなければなりません。グループ3万人の皆さんと「このチャンスを生かし成長することが、将来のANAにとって不可欠である」ことについて、再度気持ち合わせをしておきたいと思います。

 今年、私達は、高い品質を守りながら、現在取り組んでいる各種サービスの仕組みや、従来の仕事の進め方の変革、間接部門のスリム化等の組織構造の見直しを進め、生産性向上と体質強化を図り、アジアや世界と競争し勝っていかなければなりません。

 また課題山積のこのような時期だからこそ、何よりも原点に立ち戻って、経営の基盤である安全運航の堅持を基本として、お客様の視点に立った、「あんしん、あったか、あかるく元気」なANAグループを創造し続けていきたいと思います。厳しい時代ではありますが、グループ社員全員で志を高く持って、この激動の時代を逞しく生きたいと思います。そのためのステージが、今のANAグループには用意されています。力を合わせてこの荒波を乗り越えていきましょう。

 
以上
 
 
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「いよいよ飛躍の年」