NEWS ANA

第 9-89号
平成9年12月17日


全日空、従業員に対し"新たなライフプラン"を導入
〜地域選択型再雇用制度を業界初導入、ニューライフサポート制度を一層拡充〜

 全日空は、平成10年1月より、地域選択型再雇用制度を新規に導入し、平成10年4月からは、ニューライフサポート制度を拡充いたします。

弊社は、1997−2001年度新中期経営計画(SPEED−21)において世界レベルの競争力あるエアラインをめざしていますが、企業風土の改革は大きな課題といえます。雇用環境においても時代は確実に変化を求めており、今般弊社において、新たに「地域選択型再雇用制度」を導入するとともに、「ニューライフサポート制度」を本格的に拡充することに致しました。

◆「地域選択型再雇用制度」は、航空業界で初めての導入で、社員の就労意識とライフスタイルの多様化に対応し、総合職で雇用した社員が事情により自らの希望で特定地域で勤務をすることで、 社内で培ってきた能力・経験、本人の就労意欲を最大に活用する制度です。新制度は、現在約1000名程度在籍している勤続20年以上の総合職管理職に応募資格があり、3地域を就労地域として選択、各地域の各支店・空港支店に勤務する新たなシステムです。なお、 販売・整備・運航支援・顧客接遇などのいずれかの専門資格か、経験のある社員が対象となります。ニーズに応じ年々その枠、ならびに地域、事業所の拡大を目ざしていきます。対象者は、契約社員として勤務し、年収を現行の約7割程度に設定しました。

◆「ニューライフサポート制度」は、社会の雇用の流動化、社員のライフスタイルの多様化に対応し、定年到達以前の定められた年齢において、各自が各々の事情に基づいて自発的な意志によって退職を選択できる機会を設定し、経済的援助をすることにより、社員の新たな生活設計の構築を積極的に支援することを目的としています。30日間を限度とした独立準備休暇、資格取得のための通信教育講座受講の援助など様々な優遇措置を設け制度の充実を図りました。平成4年4月に制度導入以来、40名程の社員がこの制度を活用して退職、第二の職業人生にチャレンジしていますが、今般さらに年齢選択の幅を広げ、利用しやすい制度としました。

改定の内容は、適用年齢を現行の45、50、55〜58歳から40、45、50〜58歳に拡大、今後年間30名程度の利用を想定し、社内の活性化と総人件費の抑制に努めます。今般、暫定措置として、適用年齢に該当しない41〜44、46〜49歳の社員にも、暫定的に応募を認め、その制度の浸透に努めます。

以 上




別添資料

【地域選択型再雇用制度】

応募対象:
勤続20年以上の総合職管理職(50歳以上57歳以下)
応募資格:
販売・整備・運航支援・顧客接遇などのいずれかの専門資格か、経験のある社員
就労地域:
札幌・千歳、大阪・関西、福岡 3地域の空港支店か支店
雇用形態:
契約社員、雇用期限は満60歳とする
年収 :
現行の約7割程度
退職金 :
本制度適用時に通常の退職金を支給

【ニューライフサポート制度】

適用年齢 :
40、45、50〜58歳
優遇措置 :
30日間を限度の独立準備休暇
資格取得のための通信教育講座受講援助
退職加算金:
年齢に応じた加算係数を設定