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平成10年4月5日


全日空乗員組合ストライキ突入に対する社長コメント

 全日空乗員組合より、本日、今般4月1日からの新賃金体系の導入を不満として、4月6 日以降、別途通知があるまでの期間のB747−400型機の国際線乗務(便乗を含む) にかかわる勤務を拒否するストライキに突入する旨連絡がありました。ストライキが継続 した場合、4月7日より国際線に欠航便が発生いたします。当社をご利用のお客様、関係 の皆様方には多大なるご迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申しあげます。

新賃金体系導入に関しては、制度疲労した従来の体系を見直したいとして平成7年2月に 乗員組合に提案以降、3年余りにわたり、組合の理解を得るべく話し合いを行ってまいり ました。特にこの1年間は提案内容を一旦凍結し、改めて再提案を行うなど、組合の理解 を求め、最大限誠意をもって対応してまいりました。
また同時に、この3年間で会社を取り巻く環境は激変いたしました。日米航空協議の合意 や2001年からの成田2期展開などによる優勝劣敗の“航空ビッグバン”時代の到来に より、競争に打ち勝つ世界標準の経営体質への改革は、当社にとって喫緊の課題となって おります。

かかる状況の中、乗員組合が国際線の多くの大切なお客様を対象としたストライキに踏み 切ったことは、当社の国際線運航会社としての社会的信用を大きく傷つけるものであると 同時に、企業としての存続にすら影響を与えかねず誠に遺憾であります。

当社といたしましては、乗員組合が会社の置かれている状況を正しく理解し、本問題を早 期に解決できるよう今後も最大限の努力を続けていく所存です。 皆様のご理解をお願い申し上げます。



以 上