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平成10年4月20日


乗員組合のストライキ中断に対する社長コメント

 本日、乗員組合との間で、団体交渉を開催いたしました。
 その席上において、組合側より4月20日(月)24時をもって、暫時ストライキを中断する旨の表明がありました。
 既にお知らせしております通り、全日空乗員組合は、4月1日からの新賃金体系の導入を不満として、4月6日よりボーイング747-400型機の国際線乗務にかかわる勤務拒否のストライキを行っております。
 本日でストライキは15日目を数え、欠航便は94便、影響旅客数は約21,900人、被害損失は38億円を上回る規模にのぼっております。長期間にわたるストライキにより当社をご利用のお客様、関係の皆様方には、多大なるご迷惑をおかけしており、あらためて深くお詫び申しあげる次第であります。

 当社は組合がストライキ突入後、ご利用のお客様へのご迷惑が一層拡大することを懸念し、再三ストライキの中止を申し入れてまいりました。そのような中で、組合は暫時ストライキを中断するとの判断を下しました。しかしながらストライキの再開については、従来からの組合要求に対する対応をみて判断するとしており、今後のストライキ再開の可能性があるこのような状況は、公共輸送機関としての責務を考えると、誠に遺憾であるといわざるをえません。

 当社は前期30年振りの無配の決断を下し、再建プランを策定中であります。航空大競争時代を前に、全社をあげてこの危機を乗り越えていかねばならない状況にあります。

今後とも乗員組合が会社の置かれている状況を正しく理解し、本問題を一日も早く解決するよう最大限の努力を続けていく所存でありますので、何卒皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。



以 上