第10-99号
平成10年9月18日

　全日空は本日9月18日（金）、「東京−サンフランシスコ線」の開設を運輸省に申請いたしました。12月1日（火）よりB747−400型機（336席）を使用し、週7往復、毎日の運航を予定しております。
　弊社は1986年に国際線に進出して以来、日米間のネットワークの拡充を目指してまいりました。米国本土への新規路線の開設は、平成3年3月の「東京−ニューヨーク線」の開設以来7年ぶりになります。このたびの「東京−サンフランシスコ線」の開設により、米国本土へはロサンゼルス・ニューヨーク・ワシントンD.C.・サンフランシスコの4都市に、米国全体ではグアム・ホノルルを加えた6都市に乗り入れることになります。
　サンフランシスコは1年を通しての温暖な気候と豊富な観光資源に恵まれ、世界でも有数の観光都市として人気があります。日本からの渡航者も多く、年間37万人が訪れております。また、米国のハイテク産業の中心であるシリコンバレーへのゲートウェイとしての役割も担っており、日本とサンフランシスコとの間の人的・物的な交流は年々盛んになっております。
　このたびの路線開設により、米国西海岸を中心としたより多彩なツアー構成が可能になります。 また、弊社の豊富な国内線ネットワークを活かすことで、全国各地からのサンフランシスコへのアクセスも今まで以上に便利になります。弊社の「東京−サンフランシスコ線」の開設は、お客様の選択肢を拡大し、旅客利便を大きく向上させるとともに、日本・米国間の航空輸送の充実に貢献するものと確信いたしております。
　全日空は今後とも、国際線ネットワークの更なる充実をはかり、お客様への利便性とサービスの向上に努めてまいります。

「東京−サンフランシスコ線」の申請概要は以下の通りです。

【東京−サンフランシスコ線申請概要】