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第11-023号
平成11年2月25日


平成11年度の事業計画について
〜「選択と集中」をキーワードに収益性重視の事業再編を推し進めます 〜

 全日空はこの度、平成11年度の事業計画を策定いたしました。

 当社は、平成9年度決算において、30年振りの無配に陥り、抜本的な収支構造の改善に向けて、3ケ年にわたる「経営再建プラン」を策定し、実行しております。
再建初年度となる今年度は、経営再建プランの深化と加速を図ることにより、収入が伸びずとも利益を確保できる収益構造の構築に努力してまいりました。しかしながら、長引く未曾有の不況と価格競争の激化というデフレの波間の中で、平成11年度の収支については、今年度に引き続き厳しい状況が予想されます。

 今まさに従前からのビジネススキームを根本から覆し、新たな視点で費用構造を見直し、収益の生み出せる事業分野の選択と経営資源を集中できる事業構造に再構築することが、当社にとって喫緊の課題となっております。

 このような状況の中、平成11年度の事業計画においては、国内線・国際線ともに路線の採算性を一層重視し、全体の事業規模の拡大を抑制し、需給バランスに合った効率性の高いネットワークに再編することで収益性の向上を図ります。また、経営再建プランに則り、継続して固定費の削減を行うとともに中期的に航空機投資規模を見直すことで、収支改善と財務体質の改善を加速いたします。
さらに、熾烈な競争環境に適った販売体制を再構築し、増売を推進いたします。

 国内線事業計画においては、羽田路線を中心とした発着枠の転用、不採算路線の休止およびエアーニッポンとの路線分担等により、路線ネットワークの再編および需給バランスに見合った稼動機材の小型化を推進するとともに、ダイヤの固定化等による競争力の向上を計画いたします。

 国際線事業計画では、成田路線を中心としたビジネスネットワークの確立および不採算路線の休止・運航形態の見直し等により、路線ネットワークの再編を計画するとともに、アライアンス等を活用した自社ネットワークの補完と競争力の向上を計画します。

 以下に、平成11年度事業計画の概要をお知らせいたします。


1.事業規模
2.機材計画
3.国内線事業計画
4.国際線事業計画
別紙 平成11年度事業計画策定にあたっての中期展望