旅達 巻頭特集 特別版 ツアー報告 旅達1周年謝恩企画 西湖十景ゆかりの地めぐりとふれあいウォーク 中国銘茶・龍井茶摘み体験4日間

風光明媚な景勝地、西湖十景をめぐる
上海の南西に位置する杭州(はんじょう)は、中国十大美景のひとつに数えられる西湖を擁する観光地として知られています。海外からの観光客だけではなく中国国内からも多くの観光客が訪れ、週末には西湖十景をひと目見ようと湖畔は多くの人で賑わいを見せています。旅達ツアーは週末に行われたこともあり、カメラを持って畔を歩く人、レンタサイクルで周遊する人、小舟でのんびり過ごす人などで賑わっていました。
今回のツアーのメインフィールドとなる西湖には「西湖十景」と呼ばれる観光名所が点在しています。ツアー3日目に控えた1周約15kmの西湖を周遊するふれあいウォークを前に、2日目は西湖十景をめぐる“プレウォーク”を行いました。

あいにくの曇天模様ではありましたが、周囲を見渡す限り、中国ならではといった水墨画の風景が広がります。向こう岸を望めば、淡い墨汁で描いたようなコントラストが目を楽しませてくれます。心地良い風といっしょに、独特の色彩が湖上に流れているかのよう。
西湖は湖水面積約5.6平方kmと中国では決して大きくない湖ですが、多くの景勝地をもつことで杭州きっての観光名所に数えられています。たとえば美しい景観を維持するために、畔の周辺300m以内に高い建造物を建ててはいけません。世界的に有名なかのハイアットリージェンシーホテルが西湖の畔に建てられていますが、その高さは6階から7階が限度。上海の同ホテルと比べると圧倒的に低いのがわかります。

西湖十景のひとつ「雷峰夕照」は南岸に位置する雷峰塔が目印で、西湖のランドマーク的存在です。雷峰塔は中国ではおなじみの神話「白蛇伝」の舞台として観光客に親しまれてきました。五重塔のような趣は、幻想的な湖畔をより中国らしい趣に引き立てています。最上階まで上がれ、西湖を一望できます。西湖ウォークの前に、雷峰塔から湖を眺めてみるのもまた一興です。
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イメージ 雷峰塔の向かいに見えるのが「南屏晩鐘」が鎮座する浄慈寺。敷地内へ一歩入ると、異国情緒が私たちを出迎えてくれました。南屏晩鐘とは高さ3m、重さ約10トンの巨大な鐘で、その音色は西湖の対岸まで聞こえるそう。中国の歴史に思いを馳せてみるのもいいでしょう。

西湖の畔へ戻り「花港観魚」へ。箱庭のような庭園内には、赤や金の華やかな鯉が優雅に泳ぐ紅魚池や、約500種類の牡丹が観られる牡丹園が広がり、西湖散策の疲れを癒してくれます。西湖の畔では枝垂れ柳を多く見かけましたが、花港観魚は四季折々の色彩豊かな草花が咲き誇ります。ちなみに枝垂れ柳は「美人」の象徴と表現され、艶やかな姿で湖畔を優美な雰囲気に包んでいました。
イメージ 西湖ふれあいウォークがスタート!
いよいよ西湖ふれあいウォーク当日を迎えました。旅達1周年記念ツアーにふさわしい盛大なイベントに、日本人、韓国人、そして現地の中国人学生を含めた合計約700人が、スタート・ゴール地点となる西湖天地に集まりました。出発式では杭州市人民政府副秘書長、アシアナ航空中国地区本部本部長、ANA四十物上席執行役員の挨拶後、ラジオ体操でウォーミングアップ。さあ、1周約15kmの西湖ふれあいウォークのスタートです。
ウォーキングにふさわしい気候に恵まれ、ふれあいウォーク参加者の印となるオレンジ色のキャップが湖畔を彩りはじめると、三々五々、ゆっくりとゴールを目指します。中国人学生と筆談をしながらコミュニケーションをとる人、日本語と中国語を交えながら会話を楽しむ人など、徐々に打ち解けながら会話が盛り上がっていたのが印象的でした。
今回参加された中国人学生のなかで、団体で参加していたのが地元杭州の浙江財経大学に通う生徒さんたちでした。2年生と3年生を合わせて合計60名が参加していました。日本語学科を専攻する彼女たちはもちろん日本語が堪能で、将来の夢は杭州に進出している日本企業に就職すること。途中、同伴の先生やクラスメートに会い、ふれあいの輪はどんどん広がっていきました。


イメージ そして正午過ぎには参加者全員が見事に完走(完歩?)しました。心地よい運動と達成感、そして国境を越えた交流に皆さん大満足のよう。さて気になる万歩計を見ると…2万歩オーバーを達成しました!
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イメージ 龍井茶摘みの後は、懇親パーティと西湖の夜
西湖ふれあいウォークの日の午後は、バスで1時間ほど走ったところにある梅家塢で龍井茶(ろんじんちゃ)の茶摘み体験です。お茶といえば中国茶を思い浮かべる方も多いかと思いますが、龍井茶は中国10大銘茶のひとつに数えられるほど世界的にも有名なお茶です。かの乾隆帝・西太后が愛飲した歴史も残っています。
杭州の日常を見てもわかるように、バスやタクシードライバーの運転席には必ずといっていいほど龍井茶の入った水筒が置かれています。杭州に根付いた特産物でもあります。また“新茶を飲むと、その一年は幸福になる”と言い伝えられ、例年、新茶を求める観光客で賑わいを見せています。

梅家塢に到着すると、ひな壇上にどこまでも広がる茶畑が私たちを出迎えてくれました。やはり上段で育った茶葉は値段も高いそう。茶畑の周辺にはお土産屋も兼ねた休憩所があり、ここで龍井茶を購入しました。50グラムで日本円にして約1800円。ちょっと高いかもしれませんが、摘みたての茶葉をその場で容器に詰めてくれます。気になる味はというと…日本茶に比べると驚くほどスッキリしていました。焙煎の香りがすっと鼻を抜け、さわやかな印象がいつまでも続きます。
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夜は懇親パーティです。旅達1周年記念の西湖ふれあいウォークもこの日が最後の夜となります。旅達ツアー、ANAハローツアーの皆さん、韓国、中国の皆さんなど、総勢約500名の盛大なパーティとなりました。杭州人民政府の方の開会ご挨拶にはじまり、アシアナ航空中国総代表の乾杯の音頭で、ふたたび中国、韓国、日本と、3国のふれあいの宴が催されました。
宴も中盤にさしかかった頃には、西湖ふれあいウォーク参加者全員に、壇上にて修了証と記念碑が授与されました。ひとりひとりに手渡しされ、記念に残る授与式となりました。最後はANAセールス北林会長による閉会のご挨拶で懇親会は締めくくられました。
2004年に開催された第1回西湖ふれあいウォークは今回で6回目。そして来年2009年4月にふたたび西湖での再会を誓い、第7回西湖ふれあいウォーク開催が正式に発表されました。
来年の春も西湖でお会いしましょう!

写真:福岡将之
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