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毎月第2火曜日更新
CaptainからのRoute Informationvol.4 東京→千歳線
パイロットしか知らない、空の旅の見どころを航路毎に紹介いたします。
ルートの見どころ - The highlight of a route 出発から到着まで - From departure to arrival フライト豆知識 - Flight knowledge
出発から到着まで - From departure to arrival
出発前の準備

  パイロットは出発前に各空港で、その日乗務する便(通常3〜4便)の情報を確認します。揺れない高度やルート、その日の重量や滑走路のコンディション(雨や雪の場合)による性能などを十分に検討してから飛行機に乗り込みます。
  飛行機に乗り込んだら、整備士から飛行機の整備状況を聞いて、ゲート担当者と、お客様のご搭乗開始時間を打ち合わせます。その後、その便の操縦を担当するパイロットが飛行機の外部を点検して、もう一人のパイロットがコックピットで出発準備を担当します。キャビンアテンダントは、非常装備や機内サービス用品の搭載を確認します。
  パイロット、キャビンアテンダント、それぞれの準備が終わったら、ブリーフィングをして情報交換します。そのなかでは揺れが予想されるかどうかといった当日の飛行経路の状態や所要時間などをキャビンアテンダントに知らせる事により、お客様へのサービスのタイミングを打ち合わせます。
お互いに「良い仕事」を誓って、コックピットのドアを閉じます。さあ、出発です!

その日のコンディションを確認中

キャビンアテンダントと打ち合わせ中

外部点検中
出発

  お客様のご搭乗が完了して、搭乗ドアが閉まると、いよいよ出発です。キャビンアテンダントは、全てのお客様のご着席を確認して操縦席に報告します。パイロットは、この報告を聞いてから、管制塔にプッシュバックの許可を要請して、地上スタッフに出発の合図を出し、いよいよ飛行機は動き出します。飛行機が地上を走ることを「タクシー」と言いますが、この「タクシー」で滑走路に続く誘導路を走行します。誘導路、交差点にはそれぞれ名前があり、それを確認しながら慎重に滑走路へ向かいます。

Q 「タクシー」って、どんなスピードなの? フライト豆知識へ フライト豆知識へ

写真下/RWY 34R C滑走路を北向きに進行
離陸

  さあ、いよいよ離陸です。写真は、羽田空港で離陸の最も使用頻度の高いC滑走路を北向きに向かったところです。離陸前に、シートベルト・サインが点滅して、チャイムが4回鳴ります。シートベルトをもう一度ご確認下さい。管制官は、地上の風と、使用滑走路の名前に続いて、「離陸許可」を伝えます。そしてキャビンアテンダントのアナウンスを聞いて、エンジンのパワーを全開にします。飛行機には風見鶏の様に、風上側に向こうとする性質があるので、風速に応じて風上側に操縦桿を傾け、滑走路のセンターラインの直上を走るよう、方向舵は風下に向けて地上滑走します。テイクオフのエンジン出力を出す前に、機長と副操縦士、二人のパイロットが交わす言葉は、「お願いします」。うなりを上げるエンジン音を聞きながら、ゆっくりとブレーキを緩め、機体の加速とともに、風景とエンジン計器との交互の「にらめっこ」が始まります。いよいよTAKE OFFです!
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Q 4チャイムって、どんな意味? フライト豆知識へ

Q 飛行機の離陸は、どんなスピードなの? フライト豆知識へ
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最終進入風景
着陸

  ほとんどの空港には、空港のお天気を知らせるラジオ放送があり、30分、または1時間おきに更新されます。この放送を聴いて、使用滑走路や風向風速、地上気圧、温度や雲の状況を調べた上で、現地のANAスタッフから無線で空港の状況を聞き、進入のプランを練ります。着陸前に客室で「ポーンポーン」と、離陸前と同じようにチャイムが鳴ります。これは、コックピットからキャビンアテンダントへの「到着10分前」の合図です。お座席を元の形に戻して、どうぞベルトをご確認ください。飛行機が滑走路から7mほどの高さになった頃から、ゆっくりと機首を引き起こし、エンジン出力を絞って、地面に優しく接地させます。

Q 着陸って、どんなどんな操作をするの? フライト豆知識へ
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到着

  飛行場の照明施設は、色の種類が数多くあります。なかなか雰囲気があると思いませんか?全ての照明が常時点灯しているわけではなく、気象条件によって点灯するもの、夜間点灯するものなど、さまざまです。また、色にはそれぞれ意味があり、パイロットは色を見て判断します。飛行機の車輪のブレーキは油圧式で、離陸を取りやめた場合の停止にも備えているので非常に強力です。地上で急ブレーキをかけた場合は、非常に強い慣性力がかかります。完全に機体が停止するまで、シートベルトははずさないようにご注意ください。
  地上誘導係員のサインに従って、飛行機を駐機場に停止させます。飛行機が停止して、パーキングブレーキをセットした後、シートベルト・サインを消灯します。全てのお客様が降機された旨の報告をキャビンアテンダントから受け、整備士に飛行機の状況を報告して飛行機を降ります。到着空港のANAスタッフに、航路上の状況などを報告・ブリーフィングします。
皆さん、お疲れ様でした。
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