路線・機材
2017年2月2日
ANAのエアバス新型機、A320neoが仲間入り!

エアバスA320neo。日本では、初めてANAが受注したエアバスの新型機です。ANAではこの機材を全部で7機の発注を決めましたが、第1号機は昨年の12月17日に到着しました。夕暮れの中ゆったりと進む機体に、ANAのコーポレートカラーであるトリトンブルーが照らされています。

今回はそんなA320neo機の機体を詳しくお届けいたします!

まずシート配列。

ビジネスクラス8席、エコノミークラス138席の国際線仕様です。ビジネスクラスは電動リクライニングが可能。また座席のピッチも小型機でありながら、大型機並みの設備になっています。後方左側トイレは、車いすでの利用に配慮したトイレを装備。
どなたでも快適に過ごしやすいように工夫されています。

そしてタッチパネル式のパーソナルモニターは、なんと全席に装着されています!

この液晶の画面、ぜひご体感いただきたいクリアな画面となっています。

A320neoには新エンターテインメントシステムを導入しており、画像が美しいのはもちろんですが、従来のパーソナルモニターよりデザイン性が向上、更にシステムの操作言語が5ヶ国語対応 (日本語、英語、中国語:繁体字&簡体字、韓国語)の為、使いやすくなっています。

ANAではより良いサービス向上に向けて、お客様から頂戴したお声を大切にしていますが、音声・字幕ガイド付きコンテンツは2016年11月から導入されました。国際線機内エンターテイメントプログラムに音声・字幕ガイド付きコンテンツを導入しました。ぜひ皆様にも機内でご自分の手で確かめていただきたいと思います!

こちらの機材はWi-Fiも完備。ライブテレビ、インターネットの接続はもちろん、機内でSNSの投稿も可能です。旅の記録をリアルタイムで発信してみませんか?

ちなみにWi-Fiのアンテナがどこにあるかご存知でしょうか。

正解は下の写真をご覧ください。尾翼の付近にドームのようなものがあるのがご覧いただけますか?このドームのことを「レドーム」と呼ぶのですが、この中にアンテナが隠されているのです!レドームは風よけの役割をしています。驚きですね。

さて、エンジンも従来の機材と比較してパワーアップしました。燃費効率は現行A320に比較して15%改善、航続性能は現行A320に比較して約7%長くなっています(*)。エンジンはPratt&Whitney(プラット・アンド・ホイットニー)社のギヤードターボファンエンジンを採用。これは経済性や騒音などの性能評価が運航に適していると判断されたためです。間近で見るエンジンはこんなに大きい!

いかがでしたでしょうか?A320neoにご搭乗いただく際は、是非確認してみてください。

ANAでは新機材の導入により、さらに機内での快適性に磨きをかけ、ご利用いただく皆様にANAの空の旅をお楽しみいただけるよう、これからも努力してまいります。

* エアバス公表値