宇宙・イノベーション
2017年9月13日
今年で13回目を迎えました。~全日本学生室内飛行ロボットコンテスト~

9月1日~3日、東京都大田区の大森スポーツセンターにて、一般社団法人 日本航空宇宙学会主催の「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」が開催されました。

このコンテストは、「将来の航空産業を担う人材の育成のため、学生が航空宇宙工学の知識を深め、プロジェクト遂行能力やチームワーク力を学ぶこと」を目的としています。

1チーム大学生・高専生2~5名で構成し、自作の飛行ロボットを飛ばして様々なミッションをクリアすることを競う大会です。(*)

コンテストは一般部門、自動操縦部門、ユニークデザイン部門、マルチコプター部門の4つの部門で技術を競い合います。

物資投下、空撮、タイムトライアル、宙返り、無動力滑空、8の字飛行など、部門ごとにミッションがあり、クリアすると得点が加算され、制限時間を過ぎると減点、指定されたエリアに着陸しないと失敗、など細かいルールが決められています。

中でも盛り上がったのは、物資投下の部門。決められたエリアに物資を落とす各チームの正確さに、拍手がおこりました。

自動着陸では、非常に難しい技術が必要とのことで、残念ながらどのチームも失敗。

参加した学生の皆さんからは、「昼間は運動部が体育館を使っているため、夜の体育館で練習した」、「夏休みの多くの時間をこのコンテストの為に費やした」とお話を伺い、来年への意気込みにもあふれていました。

ANA整備センターからは整備士が参加し、学生の皆さんとの交流や、ANA賞(ベストパイロット賞)のプレゼンターを務め会場を盛り上げました。
ANAグループは、これからも夢や目標に向かって挑戦する方々を応援し続けます。

* ANA総合研究所はこのコンテストの趣旨に賛同し、協賛しています。

過去のドローンの記事はこちらからご覧ください。

●ドローンが、整備士の目に代わることはできる?
http://www.ana.co.jp/ana_news/2017/03/21/20170321-1.html

●有人機とドローンが共存できる空を目指して
〜天草市と東京大学と連携し、社会基盤構築の協定を結びました〜
http://www.ana.co.jp/ana_news/2017/01/26/20170126-1.html