ANA

Inspiration of JAPAN

ANA Professionals 青い翼にかけた想い 空を支える地上の要グランドスタッフの舞台裏 空港は幼いころから“楽しい場所”なんです 搭乗手続きカウンターや搭乗口など、空港内のいたるところで笑顔を絶やさない女性たちがいる。彼女たちの仕事は、グランドスタッフという。なにも、雲の上の居心地を高めるばかりが航空会社の仕事ではない。旅の質を高めるために欠かせない空港の快適性は、いわば彼女たちの手腕にかかっているのだ。

ANA Professionals #01 川越 美佳 羽田空港国内線第2ターミナル グランドスタッフ

イメージ

どんなことだって「選んだ仕事だから」

「搭乗手続きカウンターでの発券やお客様ご案内だけでなく、お手荷物をお預かりしたり、ときにはお客様をご案内しながら搭乗口まで一緒に向かうことだってあるんですよ。意外と知られていませんが、実は体力を使う仕事です。」ここは羽田空港第2ターミナル。入社5年目の川越美佳は笑顔で語る。座っているより立っていることの方が長い仕事。汗だくになり、勤務の終盤には足が棒になる。「でも、選んだ仕事ですから」とやっぱり笑うのだ。

不規則な仕事。でもときには就業後の楽しみも

「4日勤務して2日休むのが基本です。今日は朝5時から来ていて、14時までの勤務。月ごとに勤務時間のシフトが変わるので、不規則になりますね」羽田空港は24時間体制の国際空港。当然だが、働くのが朝の人もいれば夜の人もいる。そしてその舞台裏はほとんど知られていない。「たとえば空港の裏にはANAのバックヤードが広がっています。そこにはリフレッシュルームという休憩スペースがあって、私たちグランドスタッフのみならず、パイロットの方や客室乗務員も食事をして、分け隔てなく談笑しています。早番の午後には時間が充分あるので、同期と食事に行ったりしています」
イメージ
イメージ

小さいころから、空港は特別な場所だった

川越は、笑顔が印象的だ。グランドスタッフの仕事の基本はおもてなしの心。それも当然かもしれないが、コミュニケーションの質の高さは、ANAがSKYTRAX主催の2013年ワールド・エアライン・アワードにおいて「World’s Best Airport Services」を受賞したことからもうかがえる。それは働く一人ひとりがプライドを持って仕事に臨んだ結果だ。川越だって、仕事には特別な思い入れを持っている。小さいころの家族旅行の思い出から、空港は特別な場所だという。
「空港は大きくて、お姉さんが親切にしてくれて、旅行に行く前にワクワクさせてくれる思い出の場所。私にとって小さいころから“楽しい場所”なんです。だから一番うれしいのは、お客様から笑顔をいただいたときですね」 川越 美佳 羽田空港国内線第2ターミナル グランドスタッフ

ページトップへ戻る