世界できらめく わたしたちのいつも。SPARKLING BLUE

Vol.3

メキシコでは全員アミーゴ(友達)

メキシコシティ国際空港

Nancy Pichardoナンシー ピチャルドさん

お客様にとっても、働く仲間にとっても
「安全第一」であること

メキシコシティ国際空港で、お客様担当のスーパーバイザーをしております。チェックインや出発ゲートを担当する旅客係員がお客様に満足していただけているか、モニターをしています。
また、ANA係員として、特別な配慮が必要なお客様のご案内を担当しています。いつも、お客様にとっても一緒に働く仲間にとっても安全第一であることを心がけています。

スタッフ全員がアミーゴ(友達)

日本人と一緒に働いて驚いたことは、日本人はオフィスで静かに仕事をしていることです。我々メキシコ人は、いつも仲間と話をしながら仕事をしています。
また、メキシコ人は常に笑顔で楽しく仕事をしていますが、日本人は時々真剣すぎると感じることもあります。また、日本人は上下関係を重んじることに驚きました。メキシコでは全員アミーゴ(友達)です。

ANAとしてのおもてなしの心

メキシコ人のお客様より「これまでメキシコの航空会社を利用してきたが、ANAのメキシコ人スタッフはメキシコ人なのに他とは全然違う。
全員笑顔で接客してくれる!」というお言葉を頂戴した時は、ANAで働いていてよかったと思いました。

誕生日ケーキを顔に!?

メキシコシティ空港所では、毎月スタッフの誕生日をケーキと一緒にお祝いしています。全員でLas Mañanitasというスペイン語の誕生日の歌を歌い、ろうそくの火を消した後、誕生日のスタッフの顔をケーキに思い切り押し付けます。
日本ではなかなかないお祝いかもしれませんが、メキシコではこのようにして盛大に誕生日パーティーを開いてお祝いします。

先祖を大切にするメキシコの文化

メキシコの文化では、先祖が家族に戻り、食事やお酒、お菓子でパーティーを行う死者の日(11月1日、2日)があります。家族はお墓にカラフルな「Ofrenda」として先祖の写真と食事、先祖の名前が入ったガイコツの形をしたお菓子やキャンドルを持って行きます。
このキャンドルは先祖が家族に戻るまでの道を示しています。最近は「リメンバーミー」という映画でも有名になりました。日本のお盆のような習慣ですが、先祖とパーティーをすることはメキシコらしいかもしれません。

世界三大ピラミッドのひとつ「太陽のピラミッド」

メキシコシティ国際空港から車で30分程度の場所に、テオティワカン遺跡というピラミッドがあります。「テオティワカン」は、ナワトル語で人々が神々になった場所という意味があります。
遺跡には、太陽と月の2つのピラミッドとたくさんのサボテンも見ることができ、周りのレストランでは美味しいサボテン料理も食べることができます。春分の日は特に特別で、太陽のピラミッドの頂上で多くの白い服を着た人々がパワーを全身に浴びに訪れます。