コンテンツへ
ANAグループスタッフの日常をご紹介 SPARKLING BLUE Vol.7
ANA メキシコシティ支店空港所 ガブリエル・メヒア・コルテスさん
メキシコシティで働く
わたしのいつも

ANA メキシコシティ支店空港所
ガブリエル・メヒア・コルテスさん

自己紹介

皆様こんにちは。私はメキシコシティ支店空港所にて、現在運航支援業務を務めています。航空業界で31年間働いており、航空大学でオペレーションコースの講師の肩書も持っています。 4人兄弟の3番目に生まれ、2人の娘の父親でもあります。プライベートでは、音楽鑑賞、映画鑑賞、伝統的なメキシコ料理を食べに行くこと、ラケットボール、水泳の練習などをして過ごしています。また、特に家でオルガンを弾いてくつろぐ時間が好きです。家族との旅行や、2匹の愛犬ミンディとビアンカとの公園の散歩も至福の時です。

メキシコシティ空港の運航環境

メキシコシティは標高2,300m(富士山五合目)に位置し、更に高い山々に囲まれた盆地の中に位置しています。また、地球の裏側からの14時間以上に渡るロングフライトの為に必要な燃料を搭載して離陸をします。それらの要因から、ANAが就航する空港の中で離陸時の重量制限が厳しい空港のひとつです。ANAはメキシコシティ専用にカスタマイズしたエンジンを搭載したB787-8型機で毎日運航をしています。 気温・気圧・風向き・雨の有無などのほんの少しの変化で離陸可能な重量が変わる為、さまざまな情報収集を行い、パイロットや東京の運航管理基地とタイムリーかつ適切なコミュニケーションをおこない、日々の安全運航を支えています。

メキシコシティ空港のチームワーク

メキシコシティ空港ではHola, ¿Cómo estás?(やぁ、元気?)といった出社時の挨拶と握手やハグに始まり、スタッフ間のコミュニケーションが活発な空港です。みんな常に明るく、共に働く仲間を大事にしています。良いチームワークにて安全を第一にお客様に「あんしんあったか明るく元気」なサービスを提供できるよう心がけています。 また、それぞれのスタッフの誕生日や独立記念日などのイベントの際には、ケーキやタコスを持ち寄りお祝いをしています。こうした日々の関係性づくりにより、悪天候時などの厳しい環境下においても、最高のチームワークを発揮することができます。

メキシコ全体がカラフルな装飾で溢れる「Dia de Muertos」

メキシコでは11月1日、2日に「Dia de Muertos(死者の日)」を祝います。日本でいえば「お盆」のような行事です。この2日間は、亡くなった親族に敬意を表し、マリーゴールドの花、パペル・ピカド、頭蓋骨の形をした砂糖菓子、パン・デ・ムエルト、親族が好きだった料理を供え物として飾ります。それぞれに意味がありますが、例えばマリーゴールドの花びらとキャンドルは、魂が迷わず家にたどり着けるようにという願いを込めて、魂が通る道を作っています。 私の家でも母を偲んで、写真や生前母が好きだった食べ物をお供えしています。
2008年にユネスコがこの祭りを人類無形文化遺産に登録しています。死者の日を舞台にしたさまざまな映画で、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。 10月末から11月にかけてのこの期間は、メキシコ全体がカラフルな装飾で溢れる最も大規模な伝統行事の期間です。ぜひこの時期にメキシコを訪れていただき、私たちの伝統に触れていただければ幸いです。
皆様のメキシコへのご旅行をメキシコシティ支店スタッフ一同お待ちしています!

メキシコシティに関する情報はこちら

航空券やホテル、ツアー、メキシコの世界遺産などピックアップスポットもご紹介♪
※記載の内容は2024年10月現在の情報です。