ようやく晴天に恵まれた決勝ラウンド初日。前日2位スタートのベテラン宮本勝昌が、4年ぶりのツアー通算9勝目へと拍車をかける。1イーグル、2バーディの68をマークし、首痛を抱えながらも69を堅守した谷原秀人と並んでトップに立った。そしてこの日、好調さを見せたのが本大会2012年覇者の藤田寛之。自身初の6連続を含む10バーディ、1ボギーで、63をマーク。30位から、2打差の7位に一気に急浮上し、賞金ランクトップも視界に捉えた。19位から 出た石川遼は、ショットに精彩を欠き、首位と7打差の28位へ後退。本大会初Vは難しくなったが、トップテン入りを目指して気合いを込めた。4日間の熱戦も、明日いよいよ最終日を迎える。