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大自然へ、乗っていく?

野鳥、アザラシ、原生花園。散策とは違う目線で楽しめる観光船

タンチョウ、オジロワシほかの野鳥やアザラシなどの動物たち。次々と花々が咲き競う原生花園。道東の夏の自然の魅力は、短い夏を謳歌するようにあふれる生命の息吹。緑の輝き、海の色。一瞬たりとも同じ景色には出合えない、そんな自然の表情にふれられる季節だ。全長約26km、日本最大級の砂嘴(さし)である野付半島も、そんな自然に抱かれたスポットのひとつ。
動植物ウォッチングや、海水の浸食により立ったまま枯れてしまった木々の荒涼とした様子が独特なトドワラ、ナラワラなど。野付半島の見どころを、散策とはちょっと違った目線で楽しめるのが、「別海町観光船」だ。なかでも、通常のクルーズ船では航路にできない浅瀬にもアプローチできる小型の「伝馬船アサヒ号」でのクルーズが、最近じわじわと人気を呼んでいる。

別海町観光船 北のジャングルカヌー ゴジラ岩観光 知床半島「ラウス」クジラ・イルカ・バードウォッチングクルーズ a 根室ネイチャーセンター「夏のカヌーツアー」

●各施設データ等に掲載の、中標津空港からの車での走行時間は、夏期・好天時の目安です。道路状況等により変動しますのでご了承ください。

別海町観光船コース

別海町観光船 乗船写真

湾内であれば、コースはある程度自由に設定できるので、見たいもの、出合いたい風景のリクエストをしてみて。

別海町観光船 風景写真

別海町観光船 乗船写真

海面が近いせいか、スピードを出すと、なかなか迫力のあるクルーズが楽しめる。水しぶきがかかっても大丈夫な服装で出かけよう。

別海町観光船 乗船写真

別海町観光船 風景写真

「オンニクルの森は、秋になると地面のアッケシソウが真っ赤に色づいて、ものすごくキレイなんだよ。ああ、それと、昔はここで○○なことがあってね…」。地元漁師さんだからこそ知っている、ちょっとした裏話?を聞くのも楽しい。

「海の男」の舵取りと絶妙ガイドでいざ、夏の野付湾へ出航!

「アサヒ号」はおもに湾内での釣り、アサリ採りなどに使われるタイプの小型漁船。船長は野付湾の漁師歴55年という山崎強さんだ。「ほら、下を見てみな。いま、もわっと雲みたいに砂が巻き上がったろ? あれは、カレイが驚いて逃げたんだあ」。さすが現役漁師のガイド。小型船だけに、海面もすぐそこで、風景だけでなく、水中観察まで楽しめるのだ。6月頃から、ピークの8月頃までは干潟で寝そべるゴマフアザラシたち、野付湾名物・北海シマエビ漁が始まる初夏と秋には、打瀬舟(うたせぶね)漁の様子も間近に見学することができる。ナラワラの裏手にあたり、普段は特別な許可がないと近づけない「オンニクルの森」などへも至近までアプローチできるのは、小型船ならでは(小潮時、または満潮時がおすすめ)。「伝馬船アサヒ号」で、まだ見たことのない大自然へ、漕ぎ出してみよう。

別海町観光船

■所在地:野付郡別海町尾岱沼港町232
■TEL:0153-86-2533
■電話受付時間:4月〜10月7:30〜17:00、11月〜3月9:00〜16:00
■運航期間:5月〜10月
■料金:
・観光船クルーズ トドワラコース(約120分/乗船時間 片道30分程度、散策50分)大人往復2,480円、小人往復1,240円ほか
・伝馬船アサヒ号 湾内アドベンチャーコース(1名〜5名) 1時間10,000円 ※運航時間は応相談
(いずれも要予約、税込)
■URL:http://www.aurens.or.jp/~kankousen/
■中標津空港から車で約40分/33.6km

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北のジャングルカヌー写真

ガイドさん

プログラムはガイドさんのレクチャーからスタート。オショロコマ、ヤマメなどの魚も棲む川であり、鮭のふるさとでもある川なので、秋には遡上風景に出合えるかも。

北のジャングルカヌー

国指定天然記念物「標津湿原」。5月〜7月にかけ、氷河期のツンドラ植物の生き残りといわれる湿原性植物も花をつける。その中を流れているのが、「ポー川」。湧き水に端を発しているこの川は、湿原内をゆっくりとしたスピードで蛇行する。そんな川をカヌーで行くアクティビティが「北のジャングルカヌー」だ。うっそうとした木々に囲まれた場所も多く、まさにジャングル探検気分。花や地層、動物等を探しながら、小さな冒険に出かけよう。ゆっくりとした川の流れでガイド同行なので、初心者でも木々や風景を眺めながらカヌーを楽しむことができるはず。

■所在地:標津郡標津町字伊茶仁2784(ポー川史跡自然公園)
■TEL:0153-82-3674
■運航期間・料金
6月〜10月頃の土・日曜、祝日のみ、1人4,000円
(所要時間約1時間〜1時間半・10日前までに要予約・税込)
※1回の定員2〜14名、小学生以上(ライフジャケットが着られる身長)対象
■URL:http://www.shibetsutown.jp/pogawa/index.htm
■中標津空港から車で約40分/26km

クジラ・イルカ・バードウォッチングクルーズ

羅臼の豊かな海は、野生動物が集まる楽園。海上ではクジラやイルカ、ときにはシャチが遊び、空には野鳥たちが飛び交う。特に、8月中旬から10月上旬にかけて高い確率で見られるオスのマッコウクジラは、日本でもっとも多く見られる場所のひとつがこのエリアだといわれている。雄大な知床連山、国後島をバックに、クルーズ船のすぐ近くで水しぶきを上げ、悠々と泳ぐ姿は感動もの。この大自然を肌で感じてみよう。

ゴジラ岩観光 知床半島「ラウス」クジラ・イルカ・バードウォッチングクルーズ

ゴジラ岩観光「カムイワッカ号」のクルーズ

ゴジラ岩観光「カムイワッカ号」のクルーズ

ゴジラ岩観光「カムイワッカ号」のクルーズ。言葉以上の「感動体験」を楽しめるはず。

■所在地:目梨郡羅臼町本町30-2
■TEL:0153-85-7575
■期間・時間:夏期5月〜9月末頃9:00〜、13:00〜(お盆期間は3便体制、所要時間約2時間30分)
※最少催行人数5名〜
■料金:大人8,000円、小学生4,000円、幼児無料(各税込)※前日までに要予約(当日空きがあれば乗船可能)
■URL:http://kamuiwakka.jp/whale/
■中標津空港から車で約75分/66km

知床ネイチャークルーズ「クジラ・イルカ・バードウォッチング」

知床ネイチャークルーズ「エバーグリーン」

「エバーグリーン」からのウォッチング

知床ネイチャークルーズ「エバーグリーン」では、船長の名調子によるガイドも楽しみ。

■所在地:目梨郡羅臼町本町27-1
■TEL:0153-87-4001
■期間・時間:夏期5月〜10月上旬9:00〜、13:00〜(7月19日(土)〜8月31日(日)は3便体制、所要時間約2時間30分)
※最少催行人数5名〜
■料金:大人8,000円、小人(3歳〜小学生)4,000円、幼児無料(各税込)※前日までに要予約(当日空きがあれば乗船可能)
■URL:http://www.e-shiretoko.com/
■中標津空港から車で約75分/66km

根室ネイチャーセンター「夏のカヌーツアー」

オジロワシコース

ファミリーや初心者にもオススメの「オジロワシコース」。その他多彩なコースを用意しているほか、要望に応じたオーダーツアーにも対応可能。

根室ネイチャーセンター「夏のカヌーツアー」

根室の自然を全身で感じられるカヌーツアー。人気は、別当賀川上流部を行く「オジロワシコース」。このコースは川下りではなく、高低差があまりなく、ゆるやかな流れを上流に向けてさかのぼる。上流に行くほどにだんだんと細く、曲がりくねっていく様に冒険心がくすぐられるはず。カワセミの水先案内、キツツキのドラミング、ときにはタンチョウが顔をのぞかせることも。秋には1メートルを超える鮭がカヌーの真下を何匹も通り過ぎたり、目の前でジャンプする姿に驚かせられることもあるそう。大自然に寄り添い、しばし身を置かせてもらう。そんな贅沢気分を味わって。

■所在地:根室市川口10-1(根室ネイチャーセンター)
■TEL:0153-26-2550
■期間・時間:予約に応じて
■料金:オジロワシコース 約2時間30分・1名 12,500円
※要予約、催行人数2名〜(根室市内宿泊施設からの送迎あり)
■URL:http://canoecraft.net/naturecenter/
■中標津空港から車で約70分/62km

ここにしかない、絶景に出合う

主峰・羅臼岳と周辺の自然。そこに身を置くことで、感じられる知床

オホーツク海、千島火山帯、流氷、原生林。手つかずの自然が多く残され、独特の循環体系や食物連鎖が見られることなどで、2005年、世界自然遺産に登録された知床。道東を訪れたなら、ぜひ足を運びたいスポットだ。 知床の風景を象徴するもののひとつが羅臼岳。標高1,661m、知床半島最高峰の火山で、羅臼岳から連なる知床連山は、知床半島の屋台骨といえる。その羅臼岳が湖面に映る「逆さ羅臼岳」も見られる知床国立公園最大の湖沼「羅臼湖」、4月下旬頃から11月初旬頃の間だけ開通する「知床横断道路(国道334号)」にある知床峠など、見どころ、絶景ポイントも多数。そんな知床の大地を自分の足で踏みしめながら、一歩一歩、その魅力を感じられるのがウォーキングやトレッキング。しかし、なにぶん、雄大すぎる大自然。春から秋にかけては、ヒグマの出没にも注意が必要。初めての知床なら、ぜひガイドツアーを利用したい。

知床らうす リンクル 北海シマエビ打瀬舟漁 開陽台 鮭の遡上風景

●各施設データ等に掲載の、中標津空港からの車での走行時間は、夏期・好天時の目安です。道路状況等により変動しますのでご了承ください。

ツアー案内の後藤さん

「羅臼温泉園地歩道」では、森の匂いを感じながら歩こう。羅臼川沿いにあり、秋には鮭の遡上風景に出合うことも。

ツアー案内の後藤さん

「羅臼は、自然も素晴らしいですが、その中で1年を通して漁が行われるなど、人の暮らしと共存している風景が好きなんです」という後藤菜生子さん(左)。現在は、妹の真希子さんとふたりで、ネイチャーツアーのほか、漁業風景を訪ねるエコツアーなども案内している。

巨大な木々の姿

熊越の滝

猟師に追われた母熊が、子どもだけでも逃がそうと、滝を越えようとする。その必死さに、猟師は熊を追うのをやめた…そんな言い伝えが残る「熊越の滝」。途中で出合う、巨大な木々の姿にも圧倒される。

羅臼湖周辺を実際に歩く

羅臼湖周辺に生息する動物が見れるかも。

羅臼湖周辺の雪融けは、例年6月下旬から7月上旬頃。知床五湖などと違い、あまり歩道なども整備されていないこのエリアでは、ほんとうの自然の静謐さが染みてくる。また、高層湿原であり、ちょっとした衝撃で地形が崩れやすい場所。実際に歩くことで、その性質を肌で感じたり、もっと大事にしたいという思いも高まるはず。

森の匂い、土の感触を確かめながらガイドとともに歩く

「知床らうす リンクル」は、2013年に立ち上がったばかりの、羅臼でも新しいカンパニー。代表は、5年間、羅臼で環境省のアクティブレンジャーとして活躍した後藤菜生子さんだから、経験や知識も豊富。その後藤さんと、知床・羅臼の見どころを歩いてみた。
この日最初に案内いただいたのは、「羅臼温泉園地歩道」。「熊の湯温泉」近く、片道約1kmほどの歩道だが、アップダウンがある木道を中心とした道は、歩くにもなかなか楽しい。「あ、これはオトシブミですね。この葉っぱを小さな虫がヨイショッと丸めて、中の卵を守るんです」「いま、鳴いているのはエゾハルゼミですね。本州のアブラゼミ等と違って、小さくて、春に成虫になるセミなんですよ」。森の中には、自然の神秘がいっぱいだ。
次に、「熊越の滝」へ向かう。こちらは片道約400mほどの遊歩道。一歩、道に足を踏み入れるなり「あ、熊の足跡!」。しかも今朝、踏みたて。「こういうときは、出合わないようにするのが大事なんです」と後藤さん。手を鳴らし、声を出しながら歩く。にわかに緊張感。それでも、静かに咲く花々や、はるかな樹齢を思わせる大樹、動物の痕跡等を探しながら歩くと、時間も忘れそうになる。やがて見えてきた「熊越の滝」。落差15mほどで、取材時、雪融け水をたたえた滝は、やはり知床の一部。雄大な自然を感じさせてくれた。
気軽に歩けるこうした遊歩道、より深く知床を感じさせる羅臼湖などトレッキングのコースも多彩。歩くスピードと目線でしか感じられない知床を、ぜひ探してみて。

知床らうす リンクル

■所在地:目梨郡羅臼町本町23
■TEL:0153-85-7604
■期間・時間・料金:
・羅臼湖トレッキング、海岸トレッキング(5月中旬〜10月末)8:00〜、12:30〜中学生以上7,000円(1名のみの場合10,000円)、小学生3,500円(所要時間約4時間〜5時間)
・リバーウォーク(7月上旬〜9月上旬)8:00〜中学生以上10,000円(2名〜5名・所要時間約4時間)
・秋サケ荷揚げ見学ツアー(9月上旬〜11月上旬※日曜を除く)5:00または5:30〜中学生以上3,000円、小学生1,500円(所要時間約1時間30分)  ほか
(いずれも要予約、税込)
■URL:http://www.shiretoko-rausu-lincle.com/
■中標津空港から車で約75分/65.6km

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北海シマエビ打瀬舟漁

午前中に楽しめる風景

野鳥も飛び交う青い空の下、白い帆が美しい打瀬舟漁。出漁は朝5時頃、おおむね、午前中はこの風景が楽しめる。
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北海シマエビ打瀬舟漁北海シマエビ打瀬舟漁

毎年2回、夏と秋に漁が行われる尾岱沼(おだいとう)の北海シマエビ漁。尾岱沼漁港から出漁するのは、明治時代から続く白い帆を張った打瀬舟(うたせぶね)。水深の浅い野付湾を行くこの漁では、シマエビが生息するアマモ(海草)を傷つけないよう、帆の推進力で動く、打瀬舟での漁が続けられている。ここでしか見られないその漁は、「北海道遺産」にも指定されている。見学は、尾岱沼漁港周辺、または、別海町観光船からがおすすめ。もちろん、港周辺では獲れたてのシマエビの販売、飲食店での提供もあるから、こちらもお忘れなく。

■所在地:野付郡別海町尾岱沼港町(尾岱沼漁港)
■TEL:0153-75-2111(別海町観光協会)
■漁期:夏(2014年は6月18日(水)〜7月26日(土))、秋(2013年実績は10月21日〜11月18日)の2回 ※日曜休漁(雨天、無風時等、天候により休漁となる場合があります。また、規定量を獲り終わると予定より早く終漁する場合もあります)
■URL:http://betsukai-kanko.jp/
■中標津空港から車で約40分/33.6km

ミルクロード

開陽台

牧草地帯が広がる周辺は、北海道らしいまっすぐな道「ミルクロード」があり、ライダーに人気。
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開陽台開陽台

中標津空港からクルマで約25分、標高270mの台地「開陽台」。広大な牧草地、波打つ丘陵、森林など、眼下に広がるのは果てしない緑の大地。そのパノラマの景観は、「地球が丸く見える」と人気だ。星が降ってくるような感覚を味わえる夜の風景もおすすめ。「開陽台展望館」には、展望回廊のほか、軽食やジェラートが味わえる「cafe kaiyodai」や土産物が手に入るショップなどもある。

■所在地:標津郡中標津町俣落2256-17
■TEL:0153-73-3111(中標津町経済振興課)
■営業時間:(開陽台展望館1Fカフェ、ショップ)4月下旬〜10月31日9:00〜17:30(10月は16:30まで)
■URL:http://www.nakashibetsu.jp/pc/sightseeing.html
■中標津空港から車で約25分/12km

鮭の遡上

鮭の遡上

子孫を残すため、故郷の川を遡上する鮭の一生懸命な様子に、心動かされるはず。

鮭の遡上風景鮭の遡上風景

北洋の海を旅した鮭が、最初に帰って来る道東エリア。秋になると、各所の川でその遡上風景を見ることができる。標津サーモンパーク内「標津サーモン科学館」館内の「魚道水槽」では、9月〜10月は標津川に回帰したシロザケ、カラフトマス 、サクラマスの遡上の様子、11月にはシロザケの産卵行動を見ることができる。また、パーク内には標津川のウライ(捕獲施設)に架けられた「観覧橋」があり、8月中旬から11月中旬に一般開放される。また、毎年11月上旬には忠類川での産卵行動の観察会も実施。詳細は問合せを。

■所在地:標津郡標津町北1西6-1-1-1(標津サーモン科学館)
■TEL:0153-82-1141
■開館期間:2月〜11月
■開館時間:9:00〜17:00(入館は〜16:30)
■休館日:5月〜10月無休、2月〜4月、11月は水曜休
■料金:科学館入館一般610円、シルバー(70歳以上)500円、高校生400円、小・中学生200円
■URL: http://www.shibetsu-salmon.org/
■駐車場:272台
■中標津空港から車で約35分/24.1km

  • 2015-2016冬春号
  • 2015年夏秋号
  • 2014-2015冬春号
  • 2013年冬春号
  • 2013年夏秋号

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