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ぷりぷりホタテが待っている

豊かな野付の海でじっくり育った特大ホタテ 旨味のもと、グリコーゲンがたっぷり

例年12月から5月頃まで、ホタテ漁で賑わう別海・野付沖。このあたりでは海に稚貝をまき、自然な状態でじっくり4年間かけて生育。プランクトンが豊富な根室海峡の海流にもまれて育つため、グリコーゲンを多く含み、旨味たっぷり。そして、なんといっても大きい! 貝柱だけで直径6〜7cm、厚さ3〜4cmというサイズもザラだという。そんなホタテは生でもよし、焼いてもよし。全国の寿司店や高級レストランでも、一級品として愛されている。ならば、もっとも新鮮なホタテが手に入る地元での味わいは、どんなに格別なことか……!
野付沖のホタテが揚がる尾岱沼漁港のすぐそばで営業する、「食事処 白帆」を訪ねた。

食事処 白帆 佐藤さんちのぎょうざ そば処 福住総本店

●各施設データ等に掲載の、根室中標津空港からの車での走行時間は、夏期・好天時の目安です。道路状況等により変動しますのでご了承ください。
●「ひがし北海道2015 エクスプレスバス」情報はコチラ
※年末年始の営業日・営業時間については、各施設にお問い合わせください。

平野さん写真

店舗写真

1食事処 白帆

■所在地:野付郡別海町尾岱沼港町170
■TEL:0153-86-2033
■営業時間:9月〜6月11:00〜20:30、7・8月11:00〜15:00、17:00〜20:30
■定休日:月曜(7、8月は不定休)
■駐車場:15台
■根室中標津空港から車で約45分/35km

ホタテ

ホタテ漁

桁網(けたあみ)で海底を曵いて行われる根室海峡でのホタテ漁。流氷が流れ込む厳寒期も頑張る漁師さんたちに感謝!(写真提供:別海町観光協会)
大人の手と比べてもこんなに大きい。(写真提供:別海町観光協会)

大きさ比べ

口いっぱいにひろがる甘さをあえてシンプルにいただく贅沢

「ぷりっとした歯ごたえ、甘味の強さ。時間をかけて海で育てた天然のホタテだからこその美味しさですよね。このあたりでホタテが揚がらない時期は、刺身なんか特に、他所で獲れたホタテを使う気になれないもの(笑)」と「白帆」代表の平野一義さん。新鮮なホタテを軽ーく炙り、さっと振り塩だけ。そんなシンプルな料理が、野付のホタテにはよく合うという。旨味、甘味の濃さ、みずみずしさ。素材の魅力がストレートに伝わるのだ。「ウチで出すのは、昔からある正統派のメニューばかり」。手をかけすぎることなく、さりげなく素材の魅力を引き出すワザは、さすが食材を知り尽くす地元料理人。和の職人として修業した平野さんの的確な包丁さばきと良質な素材が織りなす、尾岱沼ならではの贅沢を口いっぱいに。

旬には少し早い取材当日、作ってもらったのはホタテの天ぷらがのった「ほたて丼」980円と、お刺身2種・各600〜700円程度。タテに包丁を入れたお刺身は半解凍状態のルイベ。生のお刺身とは違うサリっとした歯ごたえと口溶けが楽しい。「刺身は醤油と一味唐辛子を合わせても美味しいよ」と平野さん。お、イケる! 初夏と秋の北海シマエビも楽しみ。

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「ほたてぎょうざ」6個480円

店舗写真

ゴロっとした具材を噛み締めると旨味がジュワッと広がる「ほたてぎょうざ」6個480円。八角を効かせた「鹿の角煮ぎょうざ」6個480円も注目の新作。もち粉入りの皮がもちもち、カリっと多彩な餡をまとめてくれる。お昼は、ランチ890円〜、コース1,500円〜(3名〜・要予約)も人気。

2佐藤さんちのぎょうざ

まさに「GYOZA Factory」という看板がぴたりとハマる、かわいい店舗。その中で味わえるのは、手作り餃子の数々。中華料理のシェフだった佐藤広光さんが、「ひとつの料理でいろいろできるから面白い」と餃子の宅配専門店をスタート、2013年には食事もできる小さな店を構えた。「いろいろ」のひとつが、「ほたてぎょうざ」。尾岱沼で揚がった生食もできる大ぶりホタテやひき肉を、もちっとした皮に包んでパリっと焼き上げる。ホタテの風味が他の具材に負けていないのは、貝柱だけでなくヒモも使っているから。合わせるひき肉はメニューごとに挽き方を変える。「ほたてぎょうざ」はホタテの食感にあわせ、粗めに手切りした具材で作った餡で、歯ごたえも楽しい。レタスや大根など、近隣の食材を使う季節の餃子もあり。

■所在地:標津郡中標津町東34北2-27
■TEL:0153-73-2397
■営業時間:11:30〜14:30、17:00〜21:00
■定休日:水曜、第4木曜
■駐車場:3台
■URL:http://ameblo.jp/nakashibetu/
■根室中標津空港から車で約15分/7km

「ホタテそば」1,140円

店舗写真

ホタテの天ぷらが6つものった「ホタテそば」1,140円。ホタテの食感、濃厚な旨味が、甘味とコクのあるそばつゆとよく合う。

3そば処 福住総本店

昭和26年創業、のれん分けした店も道内に10店舗ある、そば店の総本店。「ほたてそば」はホタテ漁の盛んな標津らしいメニューをと考案され、今や押しも押されぬ人気の品に。「天ぷらそばといえばエビ。それが当たり前なんだけど、『標津の天ぷらそば』というものがあってもいいんじゃないかと思ったんです」と代表の佐藤秀俊さん。あえてホタテは、ベビーホタテ(それでも、そこそこ大きいけれど)をチョイス。女性でも、ホタテの旨味を凝縮した“まるごと感”がひとくちで楽しめるように設計されている。更級そば、土佐のカツオ、濃口醤油という、揺るぎない味わいをベースにすればこその新しい試みに、今後も期待。

■所在地:標津郡標津町北1東1-1-2
■TEL:0153-82-2305
■営業時間:10:00〜20:00
■定休日:月曜
■駐車場:50台
■URL:http://oishii-fukuzumi.com/
■根室中標津空港から車で約30分/23km

スイーツ・プリーズ

閉店を惜しむファンの声が決めた「まちのお菓子屋さん」の再オープン

どんな場所にも、「まちのお菓子屋さん」はあるもの。子どもの頃、誕生日やクリスマスといったイベントがあれば必ずその店に行き、イチゴののったケーキを買ってもらったような。中標津の、多くの子どもたちがそう認識していた店が「花心亭」だ。
20年あまり前にオープンした「花心亭」は、中標津の老舗「菓子司 はせ川」創業者のご子息で、洋菓子を担当していた長谷川哲夫シェフによる洋菓子店。しかし2013年11月、建物の取り壊しをきっかけに、半世紀近く中標津で洋菓子を作り続けてきたシェフも引退を決め、店舗は閉店。ところが、「これから誕生日ケーキはどこで買えばいいの?」そんなファンの声に後押しされ、2014年8月、町内に移転・再オープンした。オープンを支えたのは、現オーナーの長谷川淳さん。哲夫シェフの甥であり、和菓子職人だ。

Patisserie 花心亭(パティスリー かしんてい) 菓子処 滝本菓子舗 焼き菓子の店 LAUKIKA(ラウキカ)

●各施設データ等に掲載の、根室中標津空港からの車での走行時間は、夏期・好天時の目安です。道路状況等により変動しますのでご了承ください。
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※年末年始の営業日・営業時間については、各施設にお問い合わせください。

職人肌で寡黙な長谷川哲夫シェフ。「今後は、シェフの味を受け継ぐ人材も育てていきたいです」と長谷川淳オーナー。

4Patisserie 花心亭(パティスリー かしんてい)

■所在地:標津郡中標津町東1南2-1-1
■TEL:0153-72-5866
■営業時間:10:00〜19:00
■定休日:水曜
■駐車場:8台
■根室中標津空港から車で約10分/4.5km

現「モザイクロール」200円ほか

店内写真

毎日店頭に並ぶケーキは20種ほど。創業当初は根室の観光名所になぞらえ「車石ロール」と呼ばれていた現「モザイクロール」200円ほか、新旧の人気ケーキが揃う。

店舗写真

懐かしくて新しい、バタークリームの味 これぞ「中標津のロールケーキ」

再オープン後も、変わらぬ人気商品は「チョコロール」。現在40歳代以上の方ならおそらく「懐かしい!」と思わず声が出てしまう、バタークリームを使ったロールケーキだ。製法やサイズも創業当時のまま。八寸(約24cm)の型で焼いたもので、小ぶりなケーキが主流の「いまどき」のお菓子では決してない。「昭和の味ですよね。でも、“これが中標津の味”だという人は、たくさんいると思うんです」(長谷川淳さん)。
とはいえ、味わいは時代とともに進化し、これがバタークリームの味だっけ?と驚くほど、軽く上品な甘さ。逆に、断面にも惜しみなくチョコがたっぷりかけられているのは昔のまま。「家族で集まってケーキを囲んで、兄弟で端っこの取り合いでケンカしたり。これはそういうケーキ。何より、シェフのこの味のいちばんのファンは、実は私なんです(笑)」。
再オープンにあたり、新作洋菓子も多数登場。オシャレなケーキに囲まれながら、「チョコロール」は今日も、中標津の家族に笑顔を届けている。

長さ約24cmの「チョコロール」1,580円。1週間程度日持ちするバタークリームのケーキだから、少しずつスライスして楽しんで。ハーフ830円は手土産にもよさそう。

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中標津牛乳を使い、ふわふわのスポンジの中にコクのある生クリームとカスタードクリームを詰めた「牛の卵」(プレーン・草原・黒牛の卵)各140円。現在は、牧場の土をイメージした黒い「牛の卵」を開発中だそう。鮭節を使った「ルルコロ」(アイヌ語で「甘いもの」)150円もぜひ試したい。

5菓子処 滝本菓子舗

「しれとこ標津焼きショコラ」「牛の卵」「ルルコロ」など、数々のヒット商品を生み出す菓子店。2代目店主として腕を振るうのは、パティシエの滝本勇さん。北見の洋菓子店などで修業を積んだ後、店を継ぐため帰郷した。「帰ったからには、標津を盛り上げるようなお菓子を作りたい」。中標津のミルクや標津の鮭節(!)など近隣の上質素材をお菓子に取り入れ、標津の菓子店にしかできないアイテムを考案。しかも、その味がいいと評判を呼んでいる。「そのうち、『面白い果物作ったんだけど、何かできないかな?』と生産者さんが相談に来られたりするようになって(笑)」。素材やアイデアこそ斬新だが、それを形にするのは、菓子作りに取り組む真面目さと技術があってこそ。標津の体験観光ガイドも務める滝本さんの「標津LOVE」から生まれる、新しい味から目が離せない。

■所在地:標津郡標津町川北60-11
■TEL:0153-85-2213
■営業時間:8:30〜19:00、日曜9:00〜18:30
■定休日:なし
■駐車場:3台
■URL:http://www8.plala.or.jp/takimotokashiho/
■根室中標津空港から車で約15分/13km

標茶町の「しべちゃ牛乳」「ポロニ養鶏場の卵」など近隣素材や有機認定のグラニュー糖、バニラビーンズを使った「プリン」350円。卵の味が濃くしっかりした食感と、ほろ苦いカラメルソースが大人の美味しさ。

6焼き菓子の店 LAUKIKA(ラウキカ)

「パウンドケイク」や「クッキィ」など、焼菓子の専門店。中標津出身のオーナー長谷川洋さんが、鎌倉の洋菓子店勤務時代に知り合った奥様とともに、8年前にオープンさせた。フランス菓子をベースにしつつ、日々、この地ならではの菓子に進化しているという。「初めは、都会と同じペースで都会と同じ菓子を作ろうとしていたんですが、いろいろ無理があることに気づいてしまって(笑)」。譲れないのは、美味しさや安全面で納得できる素材で、夫婦ふたりで丁寧に誠実に作るということ。「焼菓子は、焼き上げて商品にするところまでで完成度50%。実は、あと50%の工程があります。パウンドケイクなど、少し時間をおくと、もっと美味しくなるんですよ。“育てるお菓子”としてゆっくりと楽しんでもらえたら嬉しいですね」。

■所在地:標津郡中標津町西3北8-3-1 レグルス1F
■TEL:0153-72-7879
■営業時間:11:00〜18:00(商品がなくなり次第終了)
■定休日:月曜〜水曜
■駐車場:8台
■URL:http://laukika.blog137.fc2.com/
■根室中標津空港から車で約12分/5km

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