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流氷を追いかけて

流氷にのって集まるワシ、約1,000羽!人間の営みと共存する羅臼沖の奇跡的な風景

例年、1月下旬頃から根室海峡にやってくる流氷。その流氷とともに極東ロシアからオオワシ、オジロワシなどの大型猛禽類が飛来する。特に羅臼沖はオホーツク側の流氷に比べ、流氷の密度が低く海面の露出も多いのが特徴。そのため厳寒期にも漁が行われ、そのおこぼれを狙う1,000羽近くのワシが群になって観られる、世界でも希有なバードウォッチングスポットとなっている。また、エサをとるため海に潜り、シャチ等の外敵から身を守るため流氷に上がるアザラシにとっても、羅臼の流氷は格好の環境。冬の羅臼は、実に多くの野生生物と出合える場所なのだ。

羅臼 流氷クルーズ 羅臼 漁船遊覧 流氷観察スポット 流氷ダイビング

●各施設データ等に掲載の、根室中標津空港からの車での走行時間は、夏期・好天時の目安です。道路状況等により変動しますのでご了承ください。
●「ひがし北海道2016 エクスプレスバス」情報はコチラ
※年末年始やお盆期間の営業日・営業時間については、各施設にお問い合わせください。

オオワシやオジロワシ写真
オオワシやオジロワシ写真
オオワシやオジロワシ写真

国の天然記念物にも指定されているオオワシやオジロワシ。2月から3月上旬にかけてが観察のピークで、クルーズ出航時の遭遇率は100%に近い。

流氷の上にはゴマフアザラシ。まれに、特徴的な模様を持つクラカケアザラシがあらわれることも。

ゴマフアザラシ写真

世界から注目される流氷クルーズ 準備万端で楽しもう

羅臼の流氷や野生生物を観察するのにいちばん人気なのが、クルーズ船によるツアー。観光客はもちろん、海外からの撮影クルーも多く訪れる。翼を広げると2メートル近くにもなるワシたちの姿を、間近に眺める迫力満点のアクティビティ。船上は、もちろん氷点下。厚手のジャンパーなどの上着のほか、手袋、帽子、マフラー、カイロなど防寒と防水対策はしっかりと。金属の滑り止めがついた靴は船内では滑りやすいため、脱着できるものがオススメだ。安全に快適に楽しむために、事前準備もお忘れなく。

知床ネイチャークルーズ写真
ゴジラ岩観光写真

流氷の間を縫って進むクルーズ船。船上では帽子、手袋など防寒具が必需品だ。(左:知床ネイチャークルーズ、右:ゴジラ岩観光)

1羅臼 流氷クルーズ

  • まるみ
    「根室海峡流氷クルーズ」

    ■運航期間:2月〜3月中旬頃
    ■TEL:0153-88-1313
    ■料金:(約2時間30分〜3時間)大人9,700円、
    小人4,850円(各税込) ※要予約
    ■URL:http://shiretoko-rausu.com/

  • 知床ネイチャークルーズ
    「流氷&バードウォッチング」

    ■運航期間:1月下旬〜3月頃
    ■TEL:0153-87-4001
    ■料金:1時間コース大人4,000円、3歳〜小学生2,000円、撮影コース(約2時間30分)大人8,000円〜、3歳〜小学生4,000円(各税込)
    ※いずれも前日までに要予約
    ■URL:http://www.e-shiretoko.com/

  • ゴジラ岩観光
    「ラウス流氷クルージング」

    ■運航期間:2月〜3月中旬
    ■TEL:0153-85-7575
    ■料金:観光コース(約1時間〜1時間30分)大人4,000円、小学生2,000円、写真撮影コース(約2時間30分)大人10,000円、小学生5,000円(各税込、小学生未満無料)※要予約
    ■URL:http://kamuiwakka.jp/

■いずれも羅臼漁港(目梨郡羅臼町本町)発着、流氷がなくなり次第終了
■根室中標津空港から車で約75分/66km

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羅臼 漁船遊覧写真
羅臼 漁船遊覧

小回りのよさは漁船クルーズならでは。最盛期のウニ漁の様子(写真下)も楽しみ。

羅臼 漁船遊覧

冬の羅臼の海を楽しむ、もうひとつの乗船アクティビティ。クルーズ船より小型の、漁船による流氷観光が行われている。小型漁船ならではの魅力は、目線の低さ。ときには氷の山を見上げるような格好で、流氷の間をぬって進んでいく。1月からの羅臼はウニ漁もスタート。過酷な寒さの中、操業するウニ船なども間近に見られるはず。船上で漁師さんからのプレゼントによるウニを味わうプランも企画中。

■開催日時:2016年2月中旬〜4月中旬
■会場:羅臼漁港(目梨郡羅臼町本町)発着(予定)
■料金:要問合せ
■問合せ:知床らうすリンクル TEL 0153-85-7604
■URL:http://shiretoko-rausu-lincle.com/
■根室中標津空港から車で約70分/65km

根室 流氷観察スポット写真
根室 流氷観察スポット写真

納沙布岬へ向かう道道35号(オホーツク海側)海岸線周辺からは、知床連山・北方四島の山々が流氷の上に浮かび上がるような絶景も。

3根室 流氷観察スポット

別名「流氷岬」と呼ばれることもある納沙布岬をはじめ、流氷は根室市沖にも訪れる。近年、流氷が流れてこない年もあるというが、ここ数年は2月初旬頃から1ヵ月程度、陸地から流氷が観測されている。納沙布岬周辺、春国岱(しゅんくにたい)周辺、冬期に「本土最東端パノラマクルーズ」も行われる歯舞(はぼまい)漁港周辺など観察ポイントは多数。本土最東端に流れ着く流氷のダイナミックかつ幻想的な情景を楽しんで。根室市観光協会では、毎冬ホームページで流氷観測情報を発信しているので、チェックして出かけよう。

■期間:2月上旬〜3月上旬(例年)
※2015年実績2月3日〜3月9日
■観察スポット:春国岱周辺、温根沼大橋周辺、旧国道海岸線・根室港周辺、道道35号(オホーツク海側)
海岸線周辺、納沙布岬周辺、珸瑤瑁(ごようまい)漁港、歯舞(はぼまい)漁港
■問合せ:根室市観光協会 TEL 0153-24-3104
■URL:http://www.nemuro-kankou.com/
■根室中標津空港から車で約120分/104km(納沙布岬)

流氷ダイビング写真
流氷ダイビング写真

移動し続ける流氷を「旬の生き物のひとつ」という知床ダイビング企画代表の関さん。自然相手のアクティビティ、スケジュールにも余裕をもって臨みたい。

4流氷ダイビング

流氷により近づくなら、思い切ってその中に飛び込むというのも選択肢のひとつ。羅臼で行われている冬のダイビングツアーは、まさに流氷を肌で感じられるアクティビティ。水中からつぶさに眺める流氷、運が良ければ出合える北の海ならではの魚たち。決して一定ではない神秘の海では、潜るたびに新しい発見ができるはず。ただし、そこは厳寒の海の中。初心者以上の経験と自己管理力をしっかり身につけて。

■開催期間:2月〜3月頃
■会場:目梨郡羅臼町麻布町50(知床ダイビング企画)
■料金:冬期(水温0℃未満)18,000円
※初心者以上対象。2ガイド、2タンク、ウェイトレンタル、保険含む。要予約
■問合せ:知床ダイビング企画 TEL 0153-88-2909
■URL:http://www.aurens.or.jp/~sdiving/
■根室中標津空港から車で約60分/55km

思い出をつくる宿

この地ならではの体験は、旅の宝物。世界が注目する「野鳥の楽園」へ

旅の醍醐味は、そこでしかできない体験をすること。美しい風景、地元ならではの食、文化や自然とのふれあい。そんなうれしい出合いを、快適なステイとあわせて演出してくれる宿がある。
根室は、日本で見られる野鳥約630種のうち370種が観察できるという「野鳥の楽園」。オオワシ、オジロワシをはじめ、シマフクロウ、白鳥、タンチョウ、キツツキ、海鳥など。水辺や森の中、ときには街なかで、普通に鳥たちの生活の様子を観察できる。そんな根室にあるのが、季節や見たい鳥の種類などに応じてガイドしてくれるスタッフがいたり、施設そのものが観察スポットになっている宿。それが「鳥見の宿」だ。
5年ほど前から、バードウォッチングガイドを始めた「民宿たかの」の代表・高野建治さん。それまでもゲストのニーズに応じて根室の自然を案内することはあった。しかし、根室生まれ根室育ちの経験だけに頼ったガイドには、限界も感じていた。そこで、日頃から要望の多かった「鳥」に特化することを決意し、本格的に勉強を開始する。そしてあらためて感じたのは「バードウォッチングの聖地」としての、根室のクオリティの高さ。「年間を通じて観察できる野鳥の種類の幅広さは根室ならでは。国内のみならず、海外からも注目されていることを知りました」。

民宿 たかの レストラン&コテージ レイクサンセット フィールド・イン 風露荘(ふうろそう) オシダファーム 長正路(ちょうしょうじ)牧場

●各施設データ等に掲載の、根室中標津空港からの車での走行時間は、夏期・好天時の目安です。道路状況等により変動しますのでご了承ください。
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「楽園」の間近にたたずむロケーションが見事な「鳥見の宿」

多彩な野鳥観察スポットを持つ根室。「野鳥の楽園」のすぐそばに建つ宿もある。
そのひとつが風蓮湖畔にある、「レイクサンセット」。もともと自然好きだったというオーナーの川村秋男さんが、喫茶店からスタートさせた場所だ。根室名物「エスカロップ」などが人気のレストラン棟のまわりには、9棟のコテージが。食事をしながら、部屋で寛ぎながら、湖畔に集まる鳥たちをいつでも観察することができる。
また、風蓮湖から少し山に入った場所にたたずむのが民宿「風露荘(ふうろそう)」。現在のように根室が野鳥観光で盛り上がるずっと前の1970年代はじめに、豊かな自然を求めて川崎から移り住んだ夫妻が建てた家は、周囲の森に静かに溶け込む。アカゲラ、シジュウカラ、カケスといった山の鳥や、エゾリスなどがしばしば庭に遊びにくるという贅沢な空間。動物画家・薮内正幸氏の肉筆によってオオワシがリビングに描かれ、その絵を見るためだけに海外から訪れたゲストもいたそう。オーナーの高田尚子(ひさこ)さんが摘む木の実などで作ったジャムと焼きたてパンの朝食も好評。
ロケーションや見られる鳥、そしてオーナーの人柄に惹かれて野鳥好きが集う「鳥見の宿」。この冬、新しい旅の目的にしてみるのもいい。

ウミアイサ
ビロードキンクロ
ハクチョウの群

モヒカン風ヘアスタイル?の「ウミアイサ」(上)、漆黒の羽に白いワンポイントがシャープな「ビロードキンクロ」(下左)、風景に溶け込むハクチョウの群(下右)など、冬の根室にはファンに人気の野鳥が集まる。

宿とセットで、根室周辺の野鳥をとことん楽しむステイのかたち

「宿泊とガイドのセット」は、バードウォッチャーにとっても大きな魅力がある。たとえば、食事をしながら、どんな鳥が見たいか、どこに行ってみたいか、ざっくばらんな打合せができること。たとえば、急な天候の変化や鳥の目撃情報があったときに、拠点の宿からすぐに動き出せること。滞在中の時間を無駄にすることなく、思う存分、鳥見に費やすことができるのだ。
「周りを海に囲まれ、細長いエリアに漁業の集落が点在している根室。漁港はとても良いバードウォッチングサイトなので、港めぐりも楽しめますし、根室を拠点に釧路や鶴居など広いフィールドに足を伸ばすこともできます。もちろん、野鳥ファンだけでなく、ちょっと野鳥を見てみたいという初心者の方でも、気軽に楽しめるクルーズ船や、冬道も安心なクルマでのご案内もあります。まずはいちど、この環境の素晴らしさを体験してください。冬に来れば夏の状況が、夏に来れば冬の状況が、きっと気になってしまいますよ(笑)」(高野さん)。

高野建治さん
民宿たかの

「朝早く起きるから、夜も深酒をせずに早く眠る。空気のきれいな場所に身を置く。鳥を探しながら歩くから、目や脳にも良い刺激がある。バードウォッチングって、カラダにもいい趣味なんですよ(笑)」と高野建治さん。

川崎秋男さん

常にこの風蓮湖畔で野鳥の様子を見守っている「レイクサンセット」の川村秋男さん。自ら撮った写真の一部もレストランで見られる。

レイクサンセット
風露荘リビング
風露荘

冬場は庭に餌台を置くという「風露荘」。冬の寒い日でも、暖かなリビングから野鳥たちの様子を眺めることができる。

  • 5民宿 たかの

    ■所在地:根室市平内町3-7
    ■TEL:0153-24-2190
    ■料金:1泊2食6,300円〜、4時間ガイド4,500円〜(各税込) ※要予約
    ■URL:http://www.minsyuku-takano.com/
    ■根室中標津空港から車で約90分/82km

  • 6レストラン&コテージ
         レイクサンセット

    ■所在地:根室市東梅218-5
    ■TEL:0153-25-3510
    ■レストラン営業:11:30〜19:00、9月〜4月は水曜休(コテージは無休)
    ■料金:1泊2食6,800円〜(税込) ※要予約
    ■URL:http://www.lakesunset.jp/
    ■根室中標津空港から車で約75分/70km

  • 7フィールド・イン 風露荘
     (ふうろそう)

    ■所在地:根室市東梅249-1
    ■TEL:0153-25-3905
    ■料金:1泊2食7,000円(税込) ※要予約
    ■根室中標津空港から車で約75分/70km

こちらもおススメ

オシダファーム写真
オシダファーム写真

「西部劇みたいに、テンガロンハットで馬を操るのがカッコよくてやってみたかった(笑)」と押田栄司さん。仔牛の哺乳から鹿の角細工、クローバー探しまでさまざまなプログラムがあるが、「その中にやりたいことがなければ、自分だけのプログラムを作ればいい」という自由度の高さも喜ばれている。

8オシダファーム

62haの面積に約100頭の牛が遊ぶ牧場。その一角に、ファームイン施設として、ログハウスとコテージがある。先に別海町で就農した息子さんに誘われ、押田栄司さん、美恵子さん夫妻が神奈川から移住してきたのは1997年のこと。まちの人にもらった(!)馬のために小屋を作ったり、本州では高山でしか見られない山野草を眺めたり。「こんな楽しいことは、たくさんの人に知らせなきゃ」。そんな日々の中から、このファームインが生まれた。牛や馬にふれあう体験、収穫した有機野菜での料理、石窯でのピザ作り、子どもたちだけでの田舎体験などメニューは豊富。ルールは夫妻と一緒に食事をとること。会話の中から、「本当にやってみたいこと」が生まれることもあるという。型にはまらない旅の記憶が、ここで見つかるかも。

■所在地:野付郡別海町別海275-11
■TEL:0153-75-0523
■料金:1泊2食7,000円(税別、温泉券付) ※要予約、1日2組まで
■URL:http://www.skygod.jp/~skygd129/
■根室中標津空港から車で約45分/40km

長正路(ちょうしょうじ)牧場写真
長正路(ちょうしょうじ)牧場写真

息子で代表の健二さんとともに、親子あわせて約150頭の牛の世話をする長正路清さん。「宿泊された方は、しぼりたて牛乳が飲み放題ですよ(笑)」。

9長正路(ちょうしょうじ)牧場

酪農家の長正路清さんが、敷地内にあるかつての自宅を、家具家電付きでそのままレンタルハウスとして貸出ししている。自炊が原則で、別荘のように長期滞在で利用するリピーターも多いという。ロングトレイル「北根室ランチウェイ」のスタッフでもある長正路さん。北根室ランチウェイからは5kmほど距離があるが、じっくりトレイルを歩く拠点として使うのもいい。「冬場は牧場周辺も雪で覆われて、どこもかしこも『歩けるフィールド』になります。スノーハイクやスノーシューでの散策も楽しいですよ」。用具の貸出し手配も可能なので、事前に相談してみよう。

■所在地:標津郡中標津町西竹39線北65
■TEL:0153-73-7014
■料金:1週間1棟30,000円〜、2週間以上1棟20,000円〜(各税込)
※要予約、日単位の場合、要相談
■根室中標津空港から車で約15分/16km

  • 2015年夏秋号
  • 2014-2015冬春号
  • 2014年夏秋号
  • 2013年冬春号
  • 2013年夏秋号

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