ANA

国内旅行(ツアー)の予約ならANA SKY WEB TOUR

国内旅行  >  行き先から探す  >  北海道旅行  >  ANA×きらめく函館  >  道南の食卓  >  2015-2016冬号  >  七飯のリンゴ「ほおずり」
道南の食卓

七飯のリンゴ「ほおずり」

酸味と甘味のバランスがとてもいいんです。
実がしっかりしているので加工用に最適

七飯町(ななえちょう)で「ほおずり」が生産されるようになったのは2007年のこと。町内のワインメーカーからシードルの原料となる酸味の強いリンゴが必要というニーズを受け、中央農業試験場(長沼町)が福島県で育成していた品種を持ち込んだのが始まり。「そのまま食べても美味しくない」との理由ですでに種苗生産が打ち切られ、「幻のリンゴ」となっていた「ほおずり」。リンゴ酸の含有量は一般的な生食用リンゴの約3倍、キリッとした酸味を持ち、身は締まり加熱調理しても煮崩れしにくいのが特徴で、菓子などへの加工にはもってこい。いったんはマイナス点としてとらえられた強い酸味は、一転して品種の魅力となった。
「『ほおずり』を知ったのは2013年のことでした。百貨店の物産展で販売するため、『ほおずり』を使ったお菓子を作りませんかと、渡島総合振興局から相談を受けたことがきっかけでした」と話すのは、菓子店「プティ・メルヴィーユ」本通店でチーフを務める松岡 良平さん。「ほおずり」を使ってアップルパイを作ったところ、物産展で予想以上の評判を呼んだ。当初は物産展限定で販売する予定だったが、その味わいを知った人からの「『ほおずり』のアップルパイが欲しい」との声が高まり、2014年には店頭でも販売するように。その美味しさはクチコミで広がり、地元客にもファンが増えてきているという。

プティ・メルヴィーユ 本通店
チーフ 松岡 良平さん
「宮田清香園」代表の宮田宏之さん 「ほおずり」

「ほおずり」生産を行う「宮田清香園」代表の宮田宏之さん。「ほおずりは『葉とらず』で育てるので、栄養価が高いんです」と教えてくれた。現在、七飯町のリンゴ農家で「ほおずり」を生産しているのは35軒中10軒ほど。今後は町ぐるみで「ほおずり」を使った六次産業化にも力を入れていくという。

「幻のリンゴ」の酸味と甘味を生かした
おひとり様用のアップルパイ

「ショーソンポンム」とは、フランス語で「スリッパ型のリンゴ」という意味を持つアップルパイによく使われる名称。パイの中に入れるコンポートは、皮を剥いたリンゴを一口サイズにカットし、リンゴの総重量の10%に当たる砂糖を加え、水を加えずに10分ほど煮込んだもの。味をなじませるため、そのまま1日寝かせてできあがる。ポイントはパイ生地とコンポートの間にスポンジケーキを重ねること。こうすることで焼いたときにリンゴの果汁をスポンジが吸収してくれ、リンゴの甘酸っぱさとサクサクとしたパイの食感の両方を楽しむことができる。「今後は、『ほおずり』を使ったリンゴのシブーストなども作ってみたいですね」と松岡さん。「ほおずり」を使った「ショーソンポンム」の販売は11〜3月くらいまで。売り切れ次第終了となるので、早めにチェックしておきたい。

調理風景
「ショーソンポンム」1個300円(税込)

「ショーソンポンム」1個300円(税込)

店内風景

店舗紹介

北海道の素材を生かしたフランス菓子の名店

フランス語で「ささやかな感動」という意味を持つ店名のとおり、菓子を食べることで誰もが笑顔になるような、そんな気持ちが込められた菓子作りに定評がある人気店。2010年にモンドセレクション最高金賞を受賞した一口サイズのチーズケーキ「メルチーズ」1個160円や、同じくモンドセレクション金賞を受賞した森町「みよい農園」のカボチャで作った「かぼちゃのプリン」1個339円など、函館みやげに最適なスイーツが人気(各税込)。

店舗写真
プティ・メルヴィーユ本通店

函館市本通3-25-25

■TEL 0138-31-2137
■営業時間 9:30〜20:00
(イートインは19:30まで、
ラストオーダー19:00)
■定休日 水曜(祝日の場合は営業)
■駐車場 15台

その他の夏の食材をみる

  • 七飯の「しげたの羊」
  • 森の「北海道アンチョビ」
道南の食卓 トップページへ戻る

ページトップへ戻る