ANA SKY SHOP 2018-11/12
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ホリデーギフトにふさわしいジュエリーブランドといえば、やはりティファニー。その理由を、ジュエリーに詳しいファッションスタイリストの川田亜貴子さんに伺いました。016スタイリスト川田亜貴子女性誌『STORY』を中心に、TV、CM、イベント等で幅広く活躍。ハイジュエリーやジュエリーウォッチのスタイリングで評判を得た後、もともと好きだったカジュアルの分野で、大人の女性ならではの着こなしテクニックやエッジを効かせたスタイリングが人気を集める。わかりやすいアドバイスでコーディネイト力をアップさせる「川田師匠」として慕われる存在。ニューヨーク五番街にあるティファニーの本店。中央に見える巨神アトラスは、「ティファニー アトラス」のモチーフに。©Andrew Bordwin「ティファニー アトラス」コレクションをはじめ、さまざまなコレクションや素材のバリエーションも豊かにそろいます。©Tiffany & Co.スタイリスト川田亜貴子さんに聞く 『ティファニー』のギフトが好印象である理由。N.Y.という地で育まれた自由な雰囲気とバランスの良さが好印象の理由。 いつの時代にも、どの世代やシーンにも寄り添うアイテムが見つかる好印象ジュエリーがそろうのがティファニー。女性なら誰もが好きで、何かしら一つは持っているのではないでしょうか。ここまで多くの人に支持される理由の一つには、N.Y.という都市が持つパワーや自由さを思わせる開放的な空気がティファニーにも流れているからだと思います。ラグジュアリーブランドでありながら、価格帯からデザイン、素材までバリエーションが多く、その間口の広さには驚きます。実際、私がN.Y.の本店へ行ったときも、ジュエラー独特の格式の高さというよりは、気さくで温かい空気に満ちていたのが記憶に残っています。 アイテム一つとっても、シンプルなのに印象的で、スタイリッシュなのにかわいらしい、そのバランスの良さが、ティファニーならではの存在感につながっているのだと思います。親しみやすいアイテムも多いので、お守り的に持ったり、記念日ごとに一つずつ買い足したりするのもいいですね。また、ベビーギフトや ファーストジュエリーにティファニーを贈るという人も多いですが、そうしたライフシーンに合わせて選べるのも、バリエーションが豊富なティファニーの強みだと思います。ジュエリーにルールは不要。思い思いのスタイルで楽しんでほしい。 ジュエリーは特別なときにだけつけるものではなく、日常でこそ身につけてほしいと思っています。特に最近は、カジュアルなコーディネイトが主流ですが、大人の女性であれば、そこに何か一つ上質なものを加えていただくと“きちんと感”が生まれるはず。もし、ギフトとしてジュエリーを選ぶのであれば、贈る相手のライフスタイルを思い浮かべて、仕事のときなのか、プライベートなときなのか、その人のどのシーンにふさわしいかを少し考えてみるといいと思います。また、アイテムによって、その楽しみ方も変わってきますね。例えば、ネックレスは、どちらかといえば見られるアイテムですが、ブレスレットやリングは、身につけている人が見て楽しめるものでもあります。そういった使うシーンを思い浮かべてもいいかもしれません。 ジュエリーのコーディネイトに決まりはありません。ゴールドとシルバーの両方をつけてもいいですし、自分でいいと思った組み合わせで大丈夫。その自由をより楽しむことができるのもまた、ティファニーの魅力なのだと思います。

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