ANA HOLDINGS NEWS

ANA

第14-013号
2015年1月30日

平成27年3月期 第3四半期決算について

 ANAホールディングスは、本日1月30日(金)、平成27年3月期 第3四半期決算を取りまとめました。詳細は「平成27年3月期 第3四半期決算短信」をご参照ください。

1.平成27年3月期 第3四半期の連結経営成績・連結財政状態
(1)概況
・当第3四半期のわが国経済は、個人消費等には弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いております。また、先行きについては、当面、弱さが残り、消費者マインドの弱さや海外景気の下振れ等、景気を下押しするリスクが懸念されるものの、各種政策の効果もあり、緩やかに回復していくことが期待されています。
・国際線の事業規模を拡大させた航空事業を中心に、売上高は1,079億円の増収(前年同期比9.1%増)となりました。事業規模の拡大に連動して燃油費等の営業費用も増加しましたが、営業利益は202億円の増益(前年同期比29.3%増)となりました。
・連結子会社である全日本空輸(株)において、確定給付年金制度の一部を確定拠出年金制度に移行したことにより、当第1四半期に99億円の特別利益を計上しました。
・昨春の羽田空港の国際線発着枠拡大を機に国内外ネットワークの一体化と増強を進め、首都圏デュアルハブモデルの強化を図りつつ、日本で唯一の顧客満足度で最高評価となる「5スター」エアラインとして機内サービス等を充実させ、競争力とお客様利便性の向上に努めました。
・経営環境や競争環境が変動する中で、目標とする利益水準を達成すべく、「2014~16年度 ANAグループ中期経営戦略」を着実に遂行しています。

 これらの結果、第3四半期の連結経営成績は売上高が12,972億円、営業利益は892億円、経常利益は745億円、四半期純利益は523億円となりました。

(2)航空事業
①国内線旅客
・7月より普通運賃等を改定したことに加え、各種割引運賃を柔軟に設定したこと等により需要を着実に取り込み、旅客数・収入ともに前年同期を上回りました。
・7月より伊丹・札幌=青森線を新規開設したほか、ウィンターダイヤから羽田=中部線を新規開設、羽田=岡山・沖縄線を増便する等、ネットワークを充実させお客様の利便性向上に努めました。また、需要に応じて機動的に機材変更を行う等、需給適合を推進しました。
・各種「旅割」運賃の水準をきめ細かく見直す等、需要喚起に努めました。
・サービス面では、機内販売で「Suica」をはじめとする交通系電子マネーをご利用いただけるようにしたほか、プレミアムクラスのサービスを拡充し、羽田=伊丹・札幌・福岡線で温かいお食事の提供を開始する等、お客様の利便性向上と競争力の強化に努めました。

 結果として、国内線旅客収入は50億円の増収(前年同期比1.0%増)となりました。

②国際線旅客
・事業規模を拡大する中で、長距離路線の需要が好調に推移したことや、中国・アジア路線等で旺盛な訪日需要を取り込んだこと等により、旅客数・収入ともに前年同期を上回りました。
・羽田空港発着枠の拡大に伴い、サマーダイヤから羽田=ロンドン・パリ・ミュンヘン・ハノイ・ジャカルタ・マニラ・バンクーバーの7路線を新規開設したことに加え、羽田=フランクフルト・シンガポール・バンコクの3路線を増便し、アクセス利便性を活かして都心からのビジネス需要や、日本各地からの乗り継ぎ需要を取り込みました。また、成田ではデュッセルドルフ線を新規開設したほか、既存路線の運航ダイヤを調整し、国際線接続の利便性を向上させました。
・日本発欧米長距離路線で初めてファーストクラスの割引運賃「ファースト割」を設定したほか、「ビジ割」「エコ割」等の各種割引運賃を日本発全方面に設定し、需要喚起に努めました。
・サービス面では、主な国際線機材の機内エンターテイメントにおいて、日本の航空会社として最多となる300チャンネルを超える番組を、多言語でお楽しみいただけるようにする等、フルサービスキャリアとしての競争力強化に努めました。

 結果として、国際線旅客収入は567億円の増収(前年同期比19.1%増)となりました。

③貨物
・国内線貨物は、宅配貨物需要が堅調に推移したことや、需要にあわせて機動的に臨時便を設定したこと等により、輸送重量・収入ともに前年同期を上回りました。
・国際線貨物は、日本発北米・アジア向け貨物が好調であったことに加え、アジア・欧州発日本向け貨物や、中国発欧米向け三国間輸送貨物等の旺盛な需要を積極的に取り込みました。また、沖縄貨物ハブの活用により、アジア域内の三国間輸送貨物やエクスプレス貨物を取り込みました。これらにより、輸送重量・収入ともに前年同期を上回りました。
・貨物便ネットワークでは、10機目の貨物専用機を導入して10月より関西-沖縄線を増便したほか、羽田=沖縄線に貨物専用機を投入する等、ネットワークの充実をはかりました。

 結果として、国内線貨物収入は8億円の増収(前年同期比3.4%増)、国際線貨物収入は 161億円の増収(前年同期比20.9%増)となりました。

④その他
・マイレージ収入や整備受託収入、バニラ・エア(株)等の収入で構成される航空事業におけるその他の収入は、1,206億円(前年同期比10.0%増)となりました。
・バニラ・エア(株)では、11月より成田=香港線を新規開設したほか、内装を刷新した新造機を3機導入し、機内の快適性を向上させました。また、航空券の発売を早期化して需要の取り込みに努めたほか、認知度向上のために他業種との共同キャンペーンを継続的に展開した結果、当第3四半期における輸送実績は、旅客数は821千人、利用率は76.9%となりました。
(3)航空関連事業・旅行事業・商社事業・その他
・航空関連事業においては、羽田空港や那覇空港における空港地上支援業務の受託増等により、当第3四半期の売上高は1,705億円(前年同期比19.9%増)、営業利益は94億円(前年同期比51.6%増)となりました。
・旅行事業においては、国内旅行では、「旅作」商品の一部を7月より営業開始した(株)ANAじゃらんパックで取り扱うこととしたこと等から、売上高は前年同期を下回りました。海外旅行では、羽田発着路線の拡大に伴い主力商品「ANAハローツアー」を拡充し、日本各地発の需要を取り込みました。訪日旅行では、台湾・香港等からの旺盛な需要を取り込み、取扱高は過去最高となりました。以上より、当第3四半期の売上高は1,306億円(前年同期比2.1%減)となりましたが、コスト削減等に努めた結果、営業利益は44億円(前年同期比5.5%増)となりました。
・商社事業においては、リテール部門や航空・電子部門の売上が好調であったこと等により、当第3四半期の売上高は949億円(前年同期比14.8%増)、営業利益は32億円(前年同期比11.6%増)となりました。
・その他については、ビルメンテナンス事業の好調等により、当第3四半期の売上高は235億円(前年同期比8.0%増)、営業利益は13億円(前年同期比46.8%増)となりました。
(4)連結財政状態

(5)連結キャッシュ・フロー

2.平成27年3月期の見通し
・今後のわが国経済は、各種政策の効果もあり、景気は緩やかに回復していくことが期待されております。
・一方で、当社グループを取り巻く環境は、為替レートや原油価格の変動リスク、海外景気の下振れリスク、国際的な各種イベントリスクに加え、国内外における競争がさらに激化することも予想されます。
・このような情勢下、中長期的な経営目標を着実に達成するため、「2014~16年度 ANAグループ中期経営戦略」のローリングプランを策定しました。最適な事業ポートフォリオの構築とコスト構造改革に継続して取り組むことにより、グループ収益の最大化を目指してまいります。

 当第3四半期までの業績は概ね計画どおりに推移しており、当第4四半期には計画していた航空機部品等の固定資産の除売却に伴う費用計上等を行います。また、経営環境には上記のような様々なリスクがあること等から、昨年4月30日に発表いたしました平成27年3月期の連結業績見通しの見直しは行いません。

以 上

添付資料:

平成27年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

(印刷をされる方はこちらをご利用ください)

平成27年3月期 第3四半期決算について

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