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Hello my Hawaii

ハワイ・オアフ島屈指の深緑スポット
マノア滝を目指して爽快トレッキング!

  • 2016.10.28
  • Text by Yumiko Tsuchiya / Photos by Tomohito Ishimaru
ハワイ・オアフ島屈指の深緑スポット マノア滝を目指して爽快トレッキング!

海だけでないオアフの魅力を体感できる楽しみ方として、日本の女性誌のハワイ特集でもよく目にするようになったトレッキング。なかでも初心者でも行きやすく人気なのが、マノア・フォールズ・トレイルのトレッキングです。
片道約45分、1.3kmのトレイル。ゴールには手つかずの滝が待つ、地元の人にも大人気のコースですが、旅行者なら知識豊富な日本語ガイドと一緒に訪れれば楽しさはもっとアップ!2016年8月からスタートした最新ツアーを通じて、いつものイメージと違うオアフの神秘をご紹介します。

マイナスイオンが満ちるマノア滝へは、日本語ツアーでGO!

都会の近くで神秘の大自然が待つマノア・フォールズ・トレイル
都会の近くで神秘の大自然が待つマノア・フォールズ・トレイル

雨が多く、虹がよく見られることから「虹の街」と呼ばれるマノア。ホノルル市内のこの閑静な住宅地の中を走るマノア・ロードの終点に、マノア・フォールズ・トレイルの入口があります。そこまでワイキキからたった15 分程度のドライブ。そんな近さなのに、街とは180度も違う鬱蒼とした緑の風景を目の前に、トレイルに入る前からすでに感激してしまうほど。
今回参加したツアー「マノアの滝ツアーbyネイチャー&ユー」を主催するのは、これまで10万人以上が参加した野生のイルカと泳ぐドルフィンスイムの老舗、ドルフィン&ユー。ハワイの大自然の神秘を今度は陸でも体感して欲しいと、このツアーが始まりました。

パーキングでツアーの流れやトレイルについてなどを説明。今回のツアーガイドは幼少期を東京で過ごし、日本語堪能なシャンティさん
パーキングでツアーの流れやトレイルについてなどを説明。
今回のツアーガイドは幼少期を東京で過ごし、日本語堪能なシャンティさん
出発してまず出会う大木のこのサイズ感。人がなんと小さいこと!
出発してまず出会う大木のこのサイズ感。人がなんと小さいこと!
鬱蒼とした緑が迎える先に本格的な山道の入口が。蚊がいるので虫除けスプレーをしておいた方が安心。もちろん運動靴が正解です
鬱蒼とした緑が迎える先に本格的な山道の入口が。蚊がいるので虫除けスプレーをしておいた方が安心。
もちろん運動靴が正解です
太古ハワイの自然を思わせる神秘的な森に迎えられ、山の中へ
太古ハワイの自然を思わせる神秘的な森に迎えられ、山の中へ
ハワイ州政府のトレイル情報システム「NA ALA HELE」のリストにあることを示すサインが見えたら、さあ山道の始まり
ハワイ州政府のトレイル情報システム「NA ALA HELE」のリストにあることを示すサインが見えたら、
さあ山道の始まり

丁寧な説明を聞きながら、映画の世界観を体感!

トレイルに入って、早くもあたりは熱帯雨林のジャングル。「ここにあるトイレは、映画『ジュラシック・ワールド』のロケ用に作ったものなんですよ。ちゃんと自然に配慮した洗浄システムを採用しています」とシャンティさん。知らなかったら見過ごしてしまう“ネタ”が聞けるのも楽しいですね。そう、ここマノア・バレーは『ジュラシック・ワールド』や人気ドラマ『LOST』を撮影したロケ地としても有名です。
あたりを見渡せば、森の精が出てきそうな幻想的な雰囲気。「夜に活動し、一晩で水路や神殿などの建造物を作ったと伝わる、ハワイの妖精メネフネを知っていますか?心がやさしい彼らは森に住んでいたと言われています。きっとこんな森の中だったかもしれませんね」。
右側に流れるワイヒ川のせせらぎの音、鳥の声、森の香りに包まれながら、ハワイの歴史に触れ、木や花々の説明を織り交ぜ、ツアーは前へと進みます。

シャンティさんの説明に耳を傾ける間、ふと深呼吸すると森の香りがふんわり体に入ってくる。喧騒のない森の中はただいるだけで癒されていく
シャンティさんの説明に耳を傾ける間、ふと深呼吸すると森の香りがふんわり体に入ってくる。
喧騒のない森の中はただいるだけで癒されていく
街中では出会えない珍しい花々も。凛と咲くその姿からも元気をもらえる
街中では出会えない珍しい花々も。凛と咲くその姿からも元気をもらえる
中盤にあるバニアンツリーのトンネルは人気の撮影スポット。このあたりを過ぎるとトレイルのワイルド感が増してくる
中盤にあるバニアンツリーのトンネルは人気の撮影スポット。
このあたりを過ぎるとトレイルのワイルド感が増してくる

中盤からちょっと体力勝負。ゴールはもうすぐ!

ジャングルの様相がだんたん色濃くなっていく中盤。うねりながら根を張るその様子が、街中で見るよりずっとワイルドに感じられるバニアンツリー(菩提樹)の林と、空が見えないぐらいニョキニョキと生える竹林に差し掛かると、ここから少しチャレンジングな傾斜のあるトレイルに。
雨が降って特に滑りやすい時は、コアマッスルをフル稼働させつつ、自分にあったかもしれない野生の勘なども目覚めさせながら、全身のバランスをとって一歩一歩、前へ。ふと気をぬくと、あ~ら、すってんころりんなんてこともあるから、お気をつけて。

まるで森のアートのようなバニアンツリーの林の中で
まるで森のアートのようなバニアンツリーの林の中で

生い茂った葉のせいで差し込む日差しも少ない竹林を抜けると、ふと視界が広がり、山間を流れ落ちる滝の姿が遠くに見えてきました。「あともう少しですよ」と、みんなを励ますシャンティさん。
普段、コンピューターや携帯画面などで目を酷使しがちな都市生活者にとって、一面に広がる緑の風景は何よりの目の栄養に感じられます。
トレイルを前に進むにつれ、だんだん滝の音が近くなってきました。ついにゴール、マノア・フォールズ(マノア滝)の登場です。

遠くに見える白い筋がマノア・フォールズ。美しいその滝までもうすぐ
遠くに見える白い筋がマノア・フォールズ。美しいその滝までもうすぐ
心地よい疲労感とすがすがしい達成感でみんないい笑顔。大自然と対話しながらのトレッキングは、人それぞれに何か得るものがきっとあるはず
心地よい疲労感とすがすがしい達成感でみんないい笑顔。
大自然と対話しながらのトレッキングは、人それぞれに何か得るものがきっとあるはず

入口からゴールのマノア・フォールズまで、片道約45分のトレッキング。ほどよく汗をかき、落差約60mの想像以上に雄大な滝を目の前に、なんとも言えない達成感が得られるこのトレイル。ひんやりした滝の空気と森のフィトンチットに包まれているとあまりに気持ち良くて、オアフの奥深い魅力に「ありがとう」と言いたくなるほどです。

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