ANA Inspiration of Japan

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グルメなニューヨーカーも注目!
ニューヨークで話題のレストラン

FEATURES - NEWYORK

世界トップクラスのグルメシティとして知られるニューヨーク。なかでも話題のレストランに出会えるのがロウアー・イーストサイドです。常連に愛される老舗からスターシェフがプロデュースする新店までが揃い、トレンドに敏感なニューヨーカーが集う、ニューヨークのグルメシーンを牽引するエリアといってよいでしょう。そんな胃袋に刺激的なロウアー・イーストサイドから、フーディーなニューヨーカーも認める、注目のダイニング3店を紹介します。

Text by
Shotaro Takai
Photo by
Masashi Yoshikawa

ストリートアートに触れる「ヴァンダル」

1階の一番奥の部屋に描かれたアートは、LA出身のアーティストTristan Eatonによるもの
1階の一番奥の部屋に描かれたアートは、LA出身のアーティストTristan Eatonによるもの

ヴァンダル(Vandal)は、2016年1月にオープンするやいなや、クリエイティブなニューヨーカーたちの間で「超クールなデザイン」と噂になったレストラン。建築デザインにはニューヨークを拠点とするデザイン集団ロックウェル・グループが入り、ニューヨークのストリートアートをテーマにしたアーティスティックな空間を作り上げています。

クラブのようなスタイリッシュな外観から、一歩店内に足を踏み入れると、そこはストリートアートのミュージアム。地下と1階の2フロアがいくつもの部屋に分かれ、大胆なウォールアートに彩られた店内は、ニューヨークの路地に迷い込んだような気分にさせてくれます。

イギリスを中心に活動する人気アーティストHUSHの作品。照明には自らの名前が刻まれている
イギリスを中心に活動する人気アーティストHUSHの作品。照明には自らの名前が刻まれている

テイストの異なるウォールアートは、世界で活躍する7人のアーティストによるもの。店内には彼らの制作風景をとらえた写真も飾られています。席に通されたら、ざっと店内を見学させてもらうとよいでしょう。

シークレット・ガーデンと呼ばれる一番外側の部屋は、緑を配した庭のようなデザイン。窓を全開にすると、テラスにもなります。

窓から光が差し込むシークレット・ガーデン。Frank Shepardによる印象的なウォールアートが!
窓から光が差し込むシークレット・ガーデン。Frank Shepardによる印象的なウォールアートが!

レセプションではブレイクダンスを踊る巨大なウサギちゃんが迎えてくれます。ヴァンダルのマスコットラビットは、インスタグラムで大人気だそう。

レンガのトンネルの先でポーズを決めるバニーちゃん。ヴァンダルの記念撮影スポット♪
レンガのトンネルの先でポーズを決めるバニーちゃん。ヴァンダルの記念撮影スポット♪

アメリカのストリートフードをモダンにアレンジしたメニューは、メキシコやトルコ、韓国、日本など世界各国の料理にインスピレーションを得たフュージョン。ニューヨークのトレンドをおさえた料理を味わえます。

あっさりとしたスズキに濃厚アボカドを合わせたチリ産スズキのタコス(24ドル)
あっさりとしたスズキに濃厚アボカドを合わせたチリ産スズキのタコス(24ドル)
プレッツェルに神戸牛を乗せたニューヨーク・ホット・プレッツェル・ステーキ・タルタル(17ドル)
プレッツェルに神戸牛を乗せたニューヨーク・ホット・プレッツェル・ステーキ・タルタル(17ドル)
Vandal
住所:199 Bowery, New York
電話:212-400-0199
時間:11:30~翌3:00(ランチは11:30~15:30、ディナーは17:00~翌1:00)
休み:なし
URL:http://www.vandalnewyork.com/

大人の隠れ家レストラン「フリーマンズ」

エントランスからすぐの部屋。バーカウンターでオリジナルカクテルを楽しむのもアリ!
エントランスからすぐの部屋。バーカウンターでオリジナルカクテルを楽しむのもアリ!

リヴィングトン・ストリートから、細い路地(フリーマンズ・アレイ)に入ると、突き当たりにあるのはコンクリートむき出しの古びたビル。かわいい水色のドアから店内へ進むと、そこにはアンティークのテーブルやチェアが並ぶ居心地のよい空間が広がっています。壁にはカモシカやガチョウ、羊などのはく製が飾られ、独特の世界観を作り上げています。
フリーマンズ(Freemans)の創業者は、日本でもフリーマンズ・スポーティング・クラブを展開する建築家&デザイナーのターボ・ソマー。

こんなところにレストランが!?という路地の奥に扉が。秘密の隠れ家という雰囲気
こんなところにレストランが!?という路地の奥に扉が。秘密の隠れ家という雰囲気

メニューは西部開拓時代にまでさかのぼるアメリカの伝統料理がベース。素材の味をダイレクトに楽しみつつも、食べやすさを考えモダンにアレンジされた料理が揃います。ボリュームたっぷりのファミリースタイルなので、いろいろな料理をシェアしてOK。

ランチメニューから、スモーク・トラウト(17ドル)とブルック・トラウト(カワマス)のグリル(23ドル)。ライ・ウイスキーベースのフリーマンズ・カクテル(15ドル)
ランチメニューから、スモーク・トラウト(17ドル)とブルック・トラウト(カワマス)のグリル(23ドル)。
ライ・ウイスキーベースのフリーマンズ・カクテル(15ドル)
ふわふわの生地にブルーベリーを練り込んだ、ブルーベリー・バターミルク・パンケーキ(14ドル)
ふわふわの生地にブルーベリーを練り込んだ、ブルーベリー・バターミルク・パンケーキ(14ドル)

ランチやブランチは、一人でのんびり食事を楽しむ人も多いのどかな雰囲気。夜はオシャレをした若者でにぎわい、特に週末はかなり混み合います。予約は6人以上のグループしかできないので、基本的には行ってみるしかありません。ランチは少し時間をずらして、ディナーは早めに行くのがよさそうです。

混雑するディナータイムに使う2階席もレトロ調でいい雰囲気。ランチタイムは会員制のラウンジに
混雑するディナータイムに使う2階席もレトロ調でいい雰囲気。ランチタイムは会員制のラウンジに
Freemans
住所:End of Freemans Alley off Rivington St., New York
電話:212-420-0012
時間:11:00~23:00(ランチは11:00~16:00、ディナーは18:00~23:00、16:00~18:00は軽食のみ)、土・日曜のみ10:00~16:00にブランチ
休み:なし
URL:http://www.freemansrestaurant.com/

アートなモダンフレンチ「ル・タートル」

ニンジン&ザルガイ(15ドル)。キャロットバターとラズベリービネガーで和えて
ニンジン&ザルガイ(15ドル)。キャロットバターとラズベリービネガーで和えて

ル・タートル(Le Turtle)は、上で紹介したフリーマンズを成功に導いたターボ・ソマーが、2015年12月にオープンさせたモダンフレンチ。シェフはブルックリンきってのエクスクルーシブなレストラン、ブランカ出身です。

ガラスや塗り壁、タイル、ベニヤ、革など異素材を組み合わせたインテリア
ガラスや塗り壁、タイル、ベニヤ、革など異素材を組み合わせたインテリア

コンクリートや木製の台座にクッションを乗せたソファは、時計やバッグの人気ブランド、シノーラの上質な革を使い高級感たっぷり…と思えば、ベニヤを張っただけの壁があったり、鏡張りの半個室を造ったり。小ぢんまりとした空間ながら、さまざまな仕掛けを用意しているあたりに、建築家でもあるターボ・ソマーのクリエイティブ魂を感じます。

予約必須の個室は2~5人用。ほかの席よりも少し上段に配置されている
予約必須の個室は2~5人用。ほかの席よりも少し上段に配置されている

店内で最も印象的なのは、革や布など異素材を組み合わせて作ったカメの甲羅。妙に目につくオブジェによって、統一感のないはずの空間に調和が生まれているのが不思議です。

壁には店名どおり、カメをモチーフにしたオブジェが飾られている
壁には店名どおり、カメをモチーフにしたオブジェが飾られている

メニュー数は少ないのですが、どれも凝りに凝っており、見た目にも楽しめる美しいものばかり。昆布締めをはじめフレンチ以外にも多彩な調理テクニックを駆使しています。
とはいえ素材ごとにひと手間かけて仕込んでおり、それを華やかに盛り付けていく食材のマリアージュはフレンチの神髄。厳選されたフレンチワインとともに、ゆっくりと楽しむ優雅なディナーには最高の舞台です。

ヒラメの刺身仕立て(16ドル)。スイカの皮のピクルスや赤カブなど彩りも華やか
ヒラメの刺身仕立て(16ドル)。スイカの皮のピクルスや赤カブなど彩りも華やか
フレッシュ・チーズ(16ドル)。マイタケやイクラと一緒にいただく和テイスト
フレッシュ・チーズ(16ドル)。マイタケやイクラと一緒にいただく和テイスト
Le Turtle
住所:177 Chrystie St., New York
電話:646-918-7189
時間:18:00~23:00
休み:なし
URL:http://leturtle.fr/

「旅とは食べること!」という人にとってはテンション上がりまくりのニューヨーク。次から次へと新しい店が登場し、グルメな話題には事欠きません。

人気店には長い行列ができるので、予約をしておいたほうがよいでしょう。たいていのレストランはウェブサイトから予約ができますので、言葉に不安があっても大丈夫。もちろんホテルのコンシェルジュに予約をお願いすることもできます。

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