長湯めぐり

昔ながらの街並みが残る城下町。難攻不落とうたわれた石垣造りの岡城や、武家屋敷通り、御客屋敷など江戸や明治の息吹が感じられます。
散策を満喫した後は、日本屈指の炭酸泉へ。全身が銀色の泡に包まれ、身体の中から疲れを癒す至福のひとときをお過ごしください。
散策を満喫した後は、日本屈指の炭酸泉へ。全身が銀色の泡に包まれ、身体の中から疲れを癒す至福のひとときをお過ごしください。
芹川沿いに建つ、丸い屋根が特徴的な温泉。自動回転ドアを通ると広々とした脱衣所が。モダンで開放的な浴室で朝風呂を堪能できます。
泉質 | 泉質含重炭酸土類泉 |
---|---|
泉温 | 48℃ |
効能 | 糖尿病、心臓病、胃腸病、五十肩、神経痛、疲労回復 |
緒方平野の真ん中に現れる、幅120m、高さ20mの大きな滝。上空から見ると美しい弧を描いており、「東洋のナイアガラ」と呼ばれています。橋を渡り、滝の周りを一周する楽しみも。
その昔、荒れ果てた岡城で遊んだ少年がいました。のちに音楽家になる瀧廉太郎です。その頃の印象から、彼は「荒城の月」を作曲したといわれています。
川岸からそそり立つ「難攻不落」の天然の要塞。本丸からは九重連山を、近戸門からは阿蘇山と城下町を一望できます。春は桜、秋は紅葉が楽しめるスポットです。
岡藩時代、藩営の宿泊所であり迎賓館のような施設だった御客屋。どっしりとした門をくぐり、静かな屋内へ。一幅の南画を思わせる庭園を眺めながら、御使者になった気分でくつろいでみてはいかがでしょうか。人気メニュー「御客屋御膳」は、食後に竹田銘菓「荒城の月」とお抹茶が食べられます。
この岡城の城下町で、瀧廉太郎は多感な少年期を過ごしました。春になれば優雅な雛まつりで華やぎ、冬は竹楽の竹灯籠が幻想的な雰囲気を彩ります。四季折々に文化の香りが漂う町並みを歩けば、彼の心象風景が見えてくるかもしれません。
焼き杉と漆喰の白黒のストライプ柄のメルヘンチックな建物が、まさか温泉だとは誰も思わないでしょう。
ここに世界有数の炭酸泉があります。湯に入るとすぐに体中が泡で包まれ、爽快感を味わえます。
泉質 | 含二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉 |
---|---|
泉温 | 32℃ |
効能 | 高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復等 |
「エノハ」とはヤマメの別称。山奥の清流でしか育たない川魚で、地元では「渓流の宝石」とし称えられています。新鮮なお刺身から、塩焼き、唐揚げ、締めには「幻のエノハ茶漬け」まで、隅々までエノハをご賞味ください。