競技生活を支えるこだわりの食生活

ふんわり優しそうな見た目に反して、「こだわりが強い」という彼女。ここ数年、夢中になっているのはオーガニック食品だ。
きっかけは大学生だった2012年に経験した米国ユタ州ソルトレークシティへのスケート留学だった。
スーパーマーケットに行くと何種類ものオーガニック食品があり、しかも日本より安い値段で買えた。ちょうど、友人たちの間でオーガニックが話題になっていたこともあり、すぐにハマった。
それから数年。健康志向はさらに高まり、今では飲み物に関しても、保存料や着色料を気にせずに済むということで「水」を飲むようにしているそうだ。

身体に良い食べ物へのこだわりは、海外遠征時の持ち物にも表れており、必需品は炊飯器とおにぎりセット。代表チームでの活動の際は、日本スケート連盟が大きめの炊飯器を1台持って行ってくれるのだが、玄米派の彼女にとって“マイ炊飯器”は欠かせない。

「持って行くのは、長野県の実家で作っているお米を1回分ずつ真空パックに入れたものと、塩、のり、梅干し。お米は玄米と白米が半々ぐらいです。レースの間の時間には、補食として自分で作ったおにぎりを食べています」

身体に優しいオーガニック食品で最高のエネルギーチャージをしたあとは、スーツケースの中身がなくなるため、お土産を入れるスペースができているという利点もある。
「お土産も、玄米パスタだったりするんですけどね(笑)」

食事に関しては厳格なイメージを感じさせる彼女だが、決してそればかりではなく、適度なハンドルの遊び部分もある。海外遠征の際は、必ず一度は現地のおすすめグルメを堪能することにしているのだ。

「最近の食事で良かったのは、パリのシャルルドゴール空港で食べた牛肉のタルタル。コーチに勧められて食べてみたのですが、すごく美味しかったですね」

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