毎日、自分自身を試す

「今は辛くても、将来はよくなる」
困難に直面したとき、大坂なおみ選手は、自らにそう語りかけて前を向くという。
2020年の全豪オープン。前年覇者として連覇を期待される立場で、多大なプレッシャーを感じていた。そんな中、負けたくなかった15歳の新鋭に敗れ3回戦で姿を消すことになる。二度と同じ思いをしたくないと感じるほどの辛い敗戦だったと振り返る。しかし、それが負けず嫌いの大坂選手が、負けることも認めないといけないと思うきっかけにもなった。
それまでは、敗けたら人の見る目も変わって、人生も変わってしまうのではないか…。そう考えていたが、ベストを尽くして戦ったならば、「次の大会はやってくるし、自分が成長するチャンスもある」と考えられるようになった。

「明日がもたらすものは、何をするかで変わります。だから毎日自分自身を試すことが大切。人生はそうしたテストだと感じ、それを見るのが楽しいのです」

プロフィール

大坂 なおみ - Osaka Naomi -

プロテニスプレーヤー

おおさか・なおみ
1997年生まれ、大阪府出身。2013年にプロに転向。2018年9月、全米オープンで優勝し、日本人として初めてグランドスラムを手にする。2019年、全豪オープンで優勝し、男女を通じてアジア初のシングルス世界ランキング1位となる。2020年全米オープン優勝。2021年1月現在、世界ランキング3位。日清食品所属。

Ready For Takeoff ~私にチカラを与える言葉~ どんな時も、新しい明日を目指して。世界で羽ばたくアスリートが語る名言集 次回予告 vol.64 大坂なおみ(後編)

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