世界で評価される都農ワイン

宮崎県 都農町

都農ワイン物語

宮崎県児湯郡都農町で造られる都農ワイン。ワイナリーでは、醸造過程の見学やワインの試飲ができるところもあります。また、カフェでの飲食やワインに関するイベントも。世界でも高い評価を受けている都農ワインをいろいろな形で楽しめます。
都農の旧家・赤木邸の庭先には、50年前に植えられたぶどうの樹があります。まるで盆栽のようなその古木は、いまもしっかりとした実をつけます。ぶどう栽培の草創期、先達たちが試行錯誤を繰り返したころの、野性味に富んだなつかしい味のぶどうです。

ひとりの夢がみんなの夢に

尾鈴連山と日向灘が出会う地、都農。この土地が秘める「未知の力」を信じたひとりの若者によって、尾鈴ぶどうの物語りは始まります。その人の名は「永友百二」。師範学校に進むより、農民として生きることに夢を託した「信念の人」でした。
稲作に頼らない豊かな農業経営を理想とした「百二」は、19歳で梨園を開園します。雨の多い都農で果樹栽培は不可能・・・誰もがそう思い込んでいました。だが彼は農業試験場や果樹園芸専門誌の指導を受け、栽培技術を身につけていきます。
雑木林を開墾し、苗を育て、ついには屋敷田にも梨を植栽。「田んぼに木を植えるなんて」と周囲は非難したが、研鑚に研鑚を重ね、やがて東京農大主催の全国梨品評会で入賞。二度にわたって一等を獲得しています。こうして梨栽培を軌道に乗せると、新たな試みに挑戦。終戦直後からぶどう栽培に着手しました。
昭和28年には県内で初めて巨峰を植え付け。この年、「カトーバ、キャンベルぶどう酒仕込み。マスカットベリーA2貫収穫」の記録が残されています。それから5年、巨峰は高値を呼び、注文殺到。視察者が相次ぎ、ぶどう農家も増えていきました。
かくして、ひとりの夢がみんなの夢にとつながっていきます。雨、蔓割病、台風、塩害と戦いながらも生産量をのばし、昭和43年には都農町ぶどう協議会が発足。その後も彼は接木・挿木に技量を発揮し、新品種開拓に情熱を傾けました。巨峰にスーパーハンブルグを交配した「尾鈴」、同じく巨峰に間瀬8号をかけ合わせた「日向」は、昭和55年、農水省に品種登録されています。
1本の苗と1本の台木から巨峰を増やし、尾鈴ぶどうを誕生させた伝説の人。その志を継いで、都農は新たな夢を紡ぎ続けてきました。
県下有数のぶどうの里から、ワインの里へ。そして固有のカルチャーを発信する町へ。
みんなの夢がいま、ハーモニーを奏で始めています。

夢のかたち

祖父たちが夢を抱いて始めたぶどう栽培。父たちはその夢を受け継いで、大きく実らせてきました。そして子どもたちに手渡す明日の都農のために、新しい夢を醸しています。
ぶどうの里から、ワインの里へ。そしてワイン文化の薫る町へ。みんなの夢のしずく、都農ワイン。もっといろいろ、ワインのある風景。夢街道は続きます。
ワイナリーの丘には次々に夢が実現しました。ワインレストランのオープン、国際スタンダード規格の採用、果実酒製造永久免許の取得、ワインセラーの誕生と20万本体制の確立、シャルドネの本格的展開。
そして今私たちは、もっと多くの人に、ワインの丘でワインのある風景を描いてほしいと考えています。外ステージを囲んでワインコンサート、ワインセラーで催すウエディング、ワインレストランでにぎやかに美食の集い、キッチンガーデンで楽しむピクニック、お花畑のガーデンパーティー。
ワインの丘をハッピーな集いの場にしていきたいと思うのです。みんなの持っているポテンシャルを総動員して。私たちの夢街道は続きます。

快挙!「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018」銀賞・奨励賞を受賞!

毎年イギリスで開催されている、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018(IWC:International Wine Challenge)にて、都農ワインが銀賞と奨励賞を受賞しました!
初挑戦の世界的規模のコンクールで2アイテム入賞という嬉しい結果になりました。

URL

https://tsunowine.com/

住所

宮崎県児湯郡都農町川北14609-20地図を見る

お問い合わせ先

0983-25-5501

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