睡眠時無呼吸症候群でCPAP療法を受けているお客様へ機内でのCPAPご利用のご案内です。医療機器ではCPAPのみ機内のPC電源の利用が可能です。
「日本国内線」「国際線」アイコンの記載がある項目は、日本国内線と国際線で内容が異なります。アイコンの記載がない項目は、日本国内線と国際線で同様の内容となります。
お持ちのCPAPが機内でご使用いただけるか確認いたします。
事前にANAおからだの不自由な方の相談デスクまで、CPAPのメーカー名、製品名をお知らせください。
種類と容量によっては機内での使用やお預かりができない場合がありますので、事前にお知らせください。
離陸、着陸時および地上滞在中を除き、シート電源をご利用いただけます。一部の機材やご搭乗クラスにはシート電源の装備がない場合がありますのでご注意ください。シート電源の詳細については「シート電源のご利用方法(国際線)」もご覧ください。
シート電源を利用して使用できるCPAPは航空計器に支障がないことを検証したものに限られます。
ANA便名で提携航空会社が運航するコードシェア便については、運航会社の規定が適用されます。ANAグループとはお手伝い内容が異なりますので、詳しくは各運航会社にお問い合わせください。
ANAでは睡眠時無呼吸症候群やお客様の状況について少しでも理解を深めようと専門家のかたよりお話を伺うなどして日々努めております。
今後も機内で安心してお休みいただけるよう、快適な睡眠環境の提供に取り組んで参ります。
国家公務員共済組合連合会虎の門病院睡眠呼吸器科睡眠センター 成井浩司センター長より以下のようなメッセージをいただきました。
「良い睡眠は健康と若さの秘訣。特に飛行時間が長い国際線の場合、心地よい睡眠は翌日の仕事などにも不可欠です。また、機内での快適な睡眠環境が整っているかは、エアラインを選ぶ際の重要なポイントでもあると考えます。昨今、睡眠障害や不眠などで睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断され、CPAP療法を受けている患者さんも多く、機内でのCPAP使用も可能です。但し、一部のCPAP機種は使用が制限されるものもあるようなので、事前に航空会社にお問い合わせすることをおすすめします。」