NEWS ANA

第12-078号
平成12年8月4日
航空機関士の他社派遣を実施
〜全日空の航空機関士を日本エアシステムに派遣することで双方合意〜

 全日空と日本エアシステムは、全日空の航空機関士派遣について協議を続けてきましたが、今般合意に至り8月4日をもって契約書に調印しました。本契約に基づき平成12年8月10日より日本エアシステムへの航空機関士の派遣が開始されますが、その概要は以下の通りです。
1. 派遣の目的

全日空は「中期経営計画(1999年度−2002年度)」において、B747在来型機のリタイア(期間中計5機)および当該機種の投入路線・便数の見直しを計画しており、今後航空機関士の稼働に余裕が発生する見込みであるため、航空他社への派遣を通し、その就労の機会を確保するとともに、あわせてコスト削減・余剰解消を図るものとする。
2. 派遣先

株式会社日本エアシステム
3. 乗務機種

A300-B2、A300-B4
4. 派遣開始時期・人数(予定)

平成12年8月10日より6名(平成12年度下期以降、更に6名を予定)
5. 派遣期間

原則として3年間
6. 派遣対象者

管理職および一般職航空機関士(全航空機関士)
7. 就労条件

派遣先(日本エアシステム)の就労条件による

以上