第12-039号
平成12年7〜9月の国内線運賃を設定
〜多客期間を47日から11日へ短縮(11路線は4日へ短縮)〜 〜 昨年対比で平均2%安い、「往復運賃」を81日間に設定 〜 〜 高需要期の夏場にも「超割」を10日間に設定 〜 |
| 全日空は、2月1日の改正航空法施行を踏まえ、4月1日ご搭乗分より「旅客利便の向上」「透明性と公平性の確保」を基本方針とした、新たな国内航空運賃を設定しております。 新たな運賃は、多様化するお客様のニーズに対応するため、昨年度に比べ運賃の幅を拡大させることにより利用者の選択肢を増やし、より利便性の向上を目指すものであり、その結果、新規の需要を開拓し、増収が図られることを期待するものであります。 今般当社では、平成12年度第2四半期(7〜9月)の国内線運賃を取りまとめました。夏休みを含めた高需要期のこの期間の概要は以下の通りです。なお、運賃種別の詳細・路線毎の具体的運賃額などは別紙をご参照下さい。「特割」については、月次の運航ダイヤが決定となるのに合わせて、都度設定・発表いたします。 1.片道運賃
(1)73路線(全84路線中)において、多客期間を11日間と短縮いたしました (2)以下の11路線については、多客期間の設定を4日間のみといたしました
・平成12年度 多客期間 8月11日 〜 8月14日 4日間 |
| 2.往復運賃 | |||||||||||||||||||||
| ● | 多客期間(「片道運賃(基準)」が適用される期間)を除く81日間に設定し、昨年度普通運賃より平均2%程度低い水準といたしました。 (1) 7月1日〜13日、9月1日〜30日は、4〜6月と同額の運賃を適用 (2) 7月14日〜8月9日、8月21日〜31日は、(1)よりも5%高い運賃を適用 |
||||||||||||||||||||
| ● | 旧盆や年末年始などを除く期間において、同一路線を往復する際に適用する運賃です。 | ||||||||||||||||||||
| ● | 航空利用者の大半が往復利用される中では、利便性に優れた運賃です。 | ||||||||||||||||||||
3.超割、敬老の日超割、空の日超割 |
|||||||||||||||||||||
| ● | 7〜9月は、合計10日間(搭乗日ベース)にわたって設定いたしました。夏場もお得にご旅行をお楽しみいただけます。 | ||||||||||||||||||||
| ● | 片道運賃(通常)対比で、最大77.3%の割引です(札幌〜福岡線、稚内〜関西線)。 | ||||||||||||||||||||
| ● | 全路線・全便一律10,000円(片道)のバーゲン型運賃です。 | ||||||||||||||||||||
| ● | 発売時(予約受付)における全残席が対象で、座席制限が一切ありません。 | ||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
| 4.特割、早割 | |||||||||||||||||||||
| ● | 特割・早割については、4〜6月と同様の設定方針を考えております。 | ||||||||||||||||||||
| ● | JR競合路線での全便、ならびに早朝深夜便の特割については、多客期間(8月10日〜20日)を含め、継続して設定いたします。 | ||||||||||||||||||||
| ● | 片道利用の特割を中心に設定いたします。往復利用でなくとも割引が適用され、ご搭乗日前日までご予約ができるため便利にご利用いただけます。 | ||||||||||||||||||||
5.基準運賃(新設) |
|||||||||||||||||||||
| ● | 路線別に定める、全ての運賃種別の基準となり、かつ上限となる運賃です。 | ||||||||||||||||||||
| ● | 具体的には旧盆や年末年始などの多客期間に用いる片道運賃(基準)として適用いたします。 | ||||||||||||||||||||
| ● | 片道運賃(通常)に「一律+2,000円」の水準に新設いたしました。 | ||||||||||||||||||||
| (参考 1) ※片道運賃(通常)、片道運賃(基準) (1)片道運賃(通常) |
|
| ● | 7〜9月(92日間)については、多客期間(8月10日〜20日の11日間)を除く81日間に、片道利用時の運賃として適用いたします。昨年度の通常期普通運賃(昨年度45日間に適用)と比較して、適用期間を拡大いたしました。 |
(2)片道運賃(基準) (新設) |
|
| ● | 旧盆や年末年始などの特定期間の片道利用時に適用する運賃です。 |
| ● | 水準は前項5.の基準運賃と同様で、ご利用にあたっての制限はありません。 |
| ● | 7〜9月については、多客期間(8月10日〜20日の11日間)の片道運賃として適用いたします。但し、羽田−伊丹・関西・秋田・小松・富山・広島・岡山、成田−伊丹、福岡−伊丹・関西・名古屋の11路線については、8月11日〜14日の4日間のみの適用といたします。 |
(参考 2) 7〜9月の平均運賃額は、昨年同時期と同様の水準になるものと考えております。 |
|
運賃表 運賃設定概要 |
|
| 以上 |
|
|