NEWS ANA

第01-041号
平成13年7月3日
全日空国内線、航空機内での電話通話がおよそ半額に!!
〜衛星航空機電話に仕様変更、クレジットカードでお支払い頂けます!〜

全日空では、8月上旬より、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(社長・立川敬二氏、本社・東京都千代田区)と提携し、国内線全機(※)を対象に、機内のお客様用電話を順次、衛星航空機電話に仕様変更して参ります。
(※)今後、数年間に退役・売却予定の航空機は除きます。

NTTドコモによる衛星航空機電話サービスの開始並びに、7月31日よりの航空機電話の料金値下げに伴い、全日空国内線における航空機内電話の通話料金がおよそ半額になります。また、従来のアナログ通信から衛星波によるデジタル通信となることにより、通話品質も格段に向上致します。お忙しいビジネス利用のお客様に、よりお得にご利用頂けるサービスです 。

1. 通話料金がおよそ半額に!(7月31日より)
7月31日より、通話料金がおよそ半額になります。例えば、平日の昼間であれば、1分約460円であったものが1分約270円になります(衛星航空機電話のみならず、従来の地上波 航空機電話の通話料金も同日より値下げされ、同じくおよそ半額の料金となります)。
<航空機電話の通話料金改定の概要>
  課金
単位
平日 土・日・祝日
昼間 夜間 深夜・早朝 昼間 夜間 深夜・早朝
午前8時〜
午後7時
午後7時〜
午後11時
午後11時〜
午前8時
午前8時〜
午後7時
午後7時〜
午後11時
午後11時〜
午前8時
改定前 50円 6.5秒 12秒 13秒 12秒 13秒
改定後 50円 11秒 20秒 26秒 20秒 26秒

2. デジタル通信で、安定した通話に!
衛星波によるデジタル通信となることによって、また飛行高度に関係なく日本の上空におい て安定した通話を行うことができるようになります(※※)。
(※※)地上走行中、離着陸時や、機体の揺れが予想されるような場合などシートベルト・サインが点灯時には、機内電話はご使用になれません。
<従来の航空機電話との違い>
  衛星航空機電話 従来の航空機電話
通信方式 衛星波によるデジタル通信 地上波によるアナログ通信
通信可能エリア 高度に関係なく、日本の上空 上空5,000m以上で日本の上空

3. クレジットカードによるお支払いで、より使いやすいサービスに!
通話料金の決済はテレホンカードによるものでしたが、これに替えクレジットカード決済にな ることで、お忙しいビジネス利用のお客様には連続した通話が可能となり、より一層使いや すいものとなりました。
また衛星電話への仕様変更に加え、設置する電話機を増やし、更にご利用しやすくして参 ります(例.現在はB747-400型機では、全機に2台ずつ設置されておりますが、今後これを倍の4台に増設いたします)。

今後とも、全日空ではより一層お客様にとってお使いになりやすいサービスをご提供して参ります。是非、機内サービスも充実している全日空をどうぞご利用ください。
以上

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