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第01-075号 2001年11月28日 |
成田空港における輸入貨物の「上屋業務」自社化 〜 品質向上・コスト削減・ハンドリング効率化などにより、競争力を高めます 〜 |
全日空では、2002年3月を目途に、成田空港における自社便輸入貨物の「上屋業務(保税貨物の蔵置業務)」の一部自社化を開始いたします。 一部自社化にあたり、今月6日付けでエーエヌエー・ロジスティクサービス株式会社(本社:千葉県成田市 社長:橋本安弘、全日空100%出資子会社)を運営会社として設立し、成田空港の第4貨物ビル内約3000m2にて取扱いを開始いたします。 今後自社上屋スペースを拡大しながら、順次輸入貨物の上屋業務の取り扱い量を増やし、2004年度の取り扱い量は40,000トン程度(開始当初は25,000トン程度)を見込んでおります。
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全日空では、1986年の国際線定期便初就航(成田-グアム線)以来約15年に亘り、成田空港の貨物施設の物理的な制約や、取扱い貨物量の規模が小さいことなどの理由により、輸入貨物上屋業務を外部委託してまいりましたが、2002年の暫定滑走路供用開始に伴い、今後貨物施設の拡大が計画されていることや、増便による貨物量の増加が見込まれることから、自社による取扱いを開始いたします。 全日空では、自社化による品質向上・コスト削減・ハンドリングの効率化などを通じて、輸入貨物マーケットにおける競争力を高めてまいります。
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●輸入貨物の上屋業務(保税貨物の蔵置業務)自社化 |
I 概要 |
(1) |
2002年3月を目途に、第4貨物ビルの自社上屋約3,000m2にて、自社便輸入貨物の保税蔵置業務の一部取扱いを開始する。 |
(2) |
年間取扱量は、当初25,000トン程度、2004年度には40,000トン程度を見込む。 |
(3) |
ハンドリングは全日空100%子会社(エーエヌエー・ロジスティクサービス株式会社)が実施。 |
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II 目的 |
(1) |
輸入貨物の荷主引渡しまでを自社内で完結することにより、貨物の動態管理スパンを拡大する。 |
(2) |
多様な顧客ニーズに対し、臨機応変に対応する体制を構築する。 |
(3) |
サービス品質を向上させるとともに、コスト削減を図り、マーケット内での競争力を高める。 |
(4) |
航空会社業務と上屋業務の連携により、効率的なハンドリングを実現する。 |
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新会社の概要 |
(1)社名 (英文名) |
エーエヌエー・ロジスティクサービス株式会社 (全日空100%出資) ANA Logistic Services Co., Ltd (略称ALS) |
(2)事業内容 |
輸入上屋ハンドリング業務、及びその他関連業務 |
(3)設立 |
2001年11月6日 |
(4)本社所在地 |
千葉県成田市(新東京国際空港内) |
(5)代表取締役社長 |
橋本 安弘 (全日空貨物郵便本部長) |
(6)営業開始 |
2002年2月〜3月予定 |
(7)資本金 |
6400万円 |
(8)社員数 |
設立時25名程度 |
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