NEWS ANA

第02-024号
2002年3月13日
ワールドカップ保安対策
保安要員「スカイガード」が機内に乗務

 全日空では、今年5月31日から約1ヶ月開催が予定されている2002年 FIFAワ−ルドカップ期間中の保安対策について検討を進めて参りました。
 その一環として専門の保安要員(スカイガ−ド)を、ワ−ルドカップのゲ−ムスケジュ−ルに応じて国内線・国際線の機内に配置し、フ−リガンによるトラブルに備える事と致しました。

 今回導入するスカイガ−ドは、空港や機内で保安業務を行っている欧州の保安会社から機内セキュリティ−に関する専門要員の派遣を受け当社便に乗務させるものです。
 該社は、過去に行われたワ−ルドカップでも外国航空会社の機内に乗務しフ−リガン対策を行った実績を持ち、その要員は機内でのトラブルを想定した十分な訓練を行っています。

 全日空では平成13年5月に「ワ−ルドカップ輸送保安プロジェクト」を立ち上げ、関係する当局、JAWOC並びに他航空会社と情報交換を含めその対策について検討を進めてまいりましたが、
フ−リガン対策では、

(1)その特定が難しい事。

(2)通常の粗暴旅客と異なりグル−プで粗暴行為を行う事が多い事。
等から新たに専門要員を配置する事と致しました。
 スカイガ−ドによりワ−ルドカップ期間中の保安体制が強化され、お客様に安心して弊社便をご利用頂けるものと確信しております。今後とも安全で快適な空の旅をご提供する為、保安強化についても積極的に取り組んで参ります。
 
※尚、本件の詳細につきましては、保安に係わる内容である為、ご説明できない点がございますので御了承願います。

以上

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