ANAではこの度、1996年に世界に先駆けて導入した、180度リクライニング゛する「ベッド型」のファーストクラスのフルフラットシートを、ANA創立50周年を迎える12月1日(日)より順次、国際線長距離路線のファーストクラスを対象に、全面リニューアルすることといたしました。 今般リニューアルした新ファーストクラスは、12月1日(日)の成田発ロンドン行きへの投入を皮切りに、国際線用のボーイング747-400型機を改修し、欧米路線に順次導入して参ります。 |
* 1996年にANAが世界に先駆けて導入した、180度水平な「ベッド型」のフルフラットシート。 |
新ファーストクラスの開発コンセプト |
以前にファーストクラスをご利用いただいたことのあるお客様200名様へのニーズ調査や、客室乗務員・ANAセールスマンからのお客様へのヒアリング調査などを実施いたしました。これらのお客様のお声を集約し、以下の通り、開発コンセプトを導き出しました。 |
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「くつろぎ」「洗練」「ひとりになれる」をキーワードに、個室化によるプライバシーの向上や寝心地の良いベッドの装備により、ご自宅のように思いのまま過ごせる、最上の時を目指しました。 |
お客様へのアンケート調査結果 |
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「個室のような独立した座席が欲しい」…………約75%のお客様がご希望されています |
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「自宅のようにくつろげるベッドが欲しい」……………約60%のお客様がご希望されています |
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1.世界最大サイズのフルフラットワイドベッドシート
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ベッド幅約84cmは従来のANAファーストクラスの約1.5倍で、航空機の座席としては世界最大 |
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ベッドポジション時には、肘掛けが座面と一体化し広いベッド面を作り出し、幅約84cm×長さ約196cmと、長身の男性が楽々寝返りを打てる広さを実現 |
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長時間使用しても疲れにくい低反発性クッション素材を採用 |
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シルク素材カバーの枕と羽毛布団、そして今回新たにシーツをご用意 |
2.従来の2席並びを1席ずつ単独配置(シングル配置)とし、各座席を「完全個室化」
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2席並びの座席を1席ずつ単独で配置(シングル配置)し、また、周囲を外郭で囲み込むことにより、各座席を完全に「個室化」。「自宅のお部屋のようにくつろげる」仕様 |
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従来の12〜14席仕様を減席し、10席のみをゆったりとシングル配置(中央部のみ2席) |
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中央のセンターシート(2席)の間には可動式ディバイダーを装備し、上下させることによりペアシートとしても使用可能 |
3.世界最大サイズのシートテレビ(15インチ)、フルデジタルAVODを装備
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航空機のパーソナルテレビとしては世界最大の15インチ大画面を各座席に装備 |
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フルデジタルAVOD(AUDIO and VIDEO On Demand)を装備し、好きな時に好きな番組を選択可 能(映画・ビデオで20チャンネル、音楽番組が28チャンネル400曲、ゲームが10チャンネル) |
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ヘッドホンは、エンジン音や雑音がシャットアウトされる「ノイズリダクション式」をご用意 |
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全席にパーソナル電話とパソコン電源を装備 |
4.従来のフルコースメニューを見直しア・ラ・カルトメニューを導入
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「完全個室化」に伴い、お客様お一人お一人のお好みに合わせ、「お好きなとき」に「お好きなもの」を「お好きなだけ」セレクト可能な、ア・ラ・カルトメニューを導入(来春以降導入予定) |
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おくつろぎのひとときのために、機内の紅茶を一新。紅茶専門店「L‘Epicier」から、紅茶・ハーブティー・中国茶を厳選し、ANAオリジナルティーも併せて搭載 |
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ドリンク類全般をリニューアルし、充実のラインアップで新しいANAオリジナルカクテルを用意 |
5.チェンジングルームと大型デザインラバトリー
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ラバトリーのドア前にカーテンを設置し、チェンジングルームとしてのスペースを確保 |
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またラバトリーも大型化し、室内でゆっくり着替えが可能 |
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新設の大型ラバトリーは、航空機内のトイレのイメージを払拭するクリスタルブルーのシンクと洗面台を設置。ライティングにもこだわった、ANAオリジナルデザインの新型ラバトリー |
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新ファーストクラスの詳細につきましては、ANAホームページ゛内の「ANAからのお知らせ ファーストクラスシートについて」をご覧ください。URLは、以下の通りです。
URL:svc.ana.co.jp/int_svc/newf/index.html
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以上
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