ANAグループでは、ホールセール機能・販売機能強化の目的から、純粋持ち株会社であるANAセールスホールディングズ(社長:八木 功、本社:港区)を存続会社として、その100%子会社であるグループ旅行代理店3社(全日空スカイホリデー(社長:谷口 隆雄、本社:港区)、全日空ワールド(社長:鈴木 賀津丈、本社:新宿区)、全日空トラベル(社長:西川 寧是、本社:港区))との4月1日付けの合併(計4社)に向け、鋭意調整中です。 |
なお、本日1月16日(木)、以下を取り決めましたのでお知らせ致します。 (1) 存続会社の会社名変更………会社名を本日付で「ANAセールス&ツアーズ株式会社」とする (2) 存続会社の新社長……………大野 晃二 (前 ANA取締役広報室担当) (1/16付けでANA取締役を辞任し、ANAセールス&ツアーズならびに旅行3社(計4社)の社長を3/31まで兼任) |
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今般の合併は、中長期的に拡大するレジャーマーケットにおいて、「ANAらしさ」に溢れた更に魅力ある商品(ツアー)の造成を通じて、ホールセール機能・販売機能の強化を図ることを最大の目的としております。 これまでは全日空スカイホリデー(国内旅行ホールセール業務)、全日空ワールド(海外旅行ホールセール業務)、全日空トラベル(販売業務)がそれぞれ機能を分担しておりましたが、これらグループ旅行会社の合併により、以下の効果を実現させて参ります。 |
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ANAブランドの一体化 |
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人員・インフラなどの各種重複解消によるコスト削減、スケールメリットによる仕入れコストの効率化を図る |
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仕入れ・ツアー造成ノウハウの結集、販売網の相互活用による増収を図る |
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コスト削減・増収を通じて、これまで以上に旅行会社が売り易い商品・消費者に売れる商品、つまりは魅力ある商品を造成・提供し、ANAグループの競争力を図る |
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ANA(ANK)のセールス業務の一部を新会社への委託 |
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上記の効率化などにより、2005年度までにANA本体を中心に約250名の人員削減を図るなど、約35億円のコスト削減を図って参ります。
新会社は、ホールセールを主体とした販売活動により、ANAの連結売上高約1兆2,000億円のうち、約11%*(01年度連結決算 旅行事業セグメント分)を担い、グループ内の重要な役割を果たすこととなります(03年度売上目標1750億円)。 また、合併の効果を、最大限かつスピーディに引き出すため、経営の若返りを図り、新社長を1月16日付けで選任、4月1日の営業開始を待たずに即日着任させることにより、厳しさを増す競争環境の中、新年度のスタートダッシュをかけて参ります。 |
*01年度ANA連結決算の「国際旅客収入」が約12%であり、これに匹敵する |
詳細1.…合併の概念図 詳細2.…株式会社ANAセールスホールディングス、全日空スカイホリデー株式会社、全日空ワールド 株式会社、全日空トラベル株式会社、ANAセールス&ツアーズ株式会社の会社概要 詳細3.…大野新社長経歴 |