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2003年6月2日
スターアライアンス、USエアの新規加盟を決定
〜地球規模のネットワークが米東部を中心にさらに充実します!〜

 2003年5月31日、スターアライアンスは、ワシントンで開かれた社長会(The Chief Executive Board)において全会一致でUSエアウェイズ(本社:米国バージニア州、社長:デビッド・N・シーゲル)の新規加盟を承認いたしました。

 スターアライアンス社長会の承認を受けたUSエアウェイズは、今後必要な準備を順次進め、9ヵ月後から1年後の正式加盟を目指してまいります。

 このUSエアウェイズの加盟によって、スターアライアンスのネットワークは特にビジネスの中枢、米東部と世界的な観光地として人気の高いカリブ海において格段に強化されます。

 スターアライアンスCEOのヤーン・アルブレヒトは次のように語ります。
 「USエアウェイズの加盟によって、スターアライアンスをご利用いただくお客様は、ビジネスでも観光でもさらに高い利便性を享受していただくことができるようになります。具体的には、ビジネスでご利用のお客様には米東部を広範囲にわたって網羅する充実のネットワークを提供し、観光でお出かけのお客様には、カリブ海やフロリダへの選択肢が大幅に広がります。」

 USエアウェイズはバージニア州アーリントンに本社を置き社員数約28,000人、全米7位の航空会社であり、ノースカロライナ州シャーロットのほかピッツバーグやフィラデルフィアをネットワークの中心(ハブ)として運航しています。

 その他、USエアウェイズの運航規模概要については次の通りです。

乗入地点数: 25カ国195空港
  保有機数: 279機
  運航便数: 1日あたり約3,300便
  旅客数: 年間約5,400万人

 なお、ユナイテッド航空とは2002年にコードシェア契約を締結しており、先般ルフトハンザ・ドイツ航空が同様の契約締結に向け合意に至りました。

  今般のUSエアウェイズの加盟検討における後援者でもあるユナイテッド航空会長のグレン・ティルトンは、今回のスターアライアンス加盟決定を歓迎し次のように話しています。「アメリカの市場規模はひとつの市場としては世界最大であります。そしてUSエアウェイズがスターアライアンスのメンバーに加わることによって、お客様により充実したネットワークを提供することが可能となり、このことがひいてはすべての加盟会社にとって利益に繋がるのです。」

  スターアライアンスは、1997年5月に航空業界における真の世界的アライアンスとして創立されました。現在の加盟航空会社は、エア・カナダ、エア・ニュージーランド、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、bmi(ブリティッシュミッドランド航空)、ラウダ・エア、ルフトハンザ・ドイツ航空、メキシカーナ航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、スパンエア、タイ国際航空、チロリアン航空、ユナイテッド航空、ヴァリグ・ブラジル航空の16社で、2003年10月にはLOTポーランド航空が正式加盟となります。

  USエアウェイズが加盟することによって、スターアライアンス加盟各社の就航先は128カ国700空港から、133カ国771空港となります。
 
以上