2003年12月6日

スターアライアンス加盟社間で使えるEチケットを開発!!


 本日12月6日(土)、スターアライアンスの加盟各社は、2004年中の実現を目処に、スターアライアンス加盟社間でEチケットを使用できる開発計画を決議しました。

  ルフトハンザ・ドイツ航空の会長兼CEOヴォルフガング・マイヤーフーバーは、本日、東京で開催されたスターアライアンス社長会にて、スターアライアンスを代表して以下の通り語りました。「スターアライアンスは、シンプルかつ効果的なサービスを、世界標準にて提供することで、航空業界でのリーダーシップ的な役割を果たします。」

  世界におけるEチケットに関する顧客調査によると、航空会社が提供するサービスの中で、Eチケットは、チケットの予約・購入・搭乗を簡単かつ便利にしていく優れたサービスと評価されています。

  お客様は、従来の紙製チケットを携行することなく、個人の識別ができるもの(クレジットカード あるいはマイレージカード)のみでチェックインすることができます。また、Eチケット上のデータは航空会社が保持するため、旅行終了まで自由に利用できるだけでなく、航空券の盗難や紛失が無いことが大きなメリットとなります。今般より短時間での実現が可能となったのは、1997年にスターアライアンスキャリアで開発された「STARNET」と呼ばれる統合ITインフラによるものです。

  マイヤーフーバーは、「スターアライアンスは世界を旅する皆様に高い付加価値を提供するために結成されました。このプロダクトを提供することは、『お客様の利益に繋がる最新技術を提供しつづける』という我々の不断のコミットメントを裏付けるものです」 と語りました。

  スター アライアンスは、お客様にグローバルかつスムーズな旅を提供する目的で、世界最初のグローバルな航空会社提携として1997年に発足しました。加盟航空会社は、エア・カナダ、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空グループ、bmi、LOTポーランド航空、ルフトハンザ ドイツ航空、メキシカ−ナ航空、スカンジナビア航空、 シンガポール航空、スパンエア、タイ国際航空、ユナイテッド航空、ヴァリグ・ブラジル航空の15社。USエアウェイズは2004年に参加予定です。

以上