世界最大の航空連合、スターアライアンスは、本日2004年12月13日(月)に、バンコクで行われましたスターアライアンス社長会議で、スターアライアンス・コーポレートプラス(法人顧客商品)の2004年度の売上高は15億ユーロに達する見込みであることを発表致しました。 「私どもの経験を活かし、コーポレートプラスの仕組みを充実することで、スターアライアンス加盟15航空会社は、法人顧客及び35件のグローバル契約を結びました。収入合計が、15億ユーロに達するボリュームとお客様の数から、コーポレートプラスは法人顧客に高く評価されていることと言えるでしょう。」とスターアライアンスのCEO,ヤーン・アルブレヒトは語りました。また、「3年間に渡り、手配窓口、契約、実績報告それぞれを一括して扱えるサービスを提供し、法人用旅行商品の手配をより簡単にして参りました。私どものノウハウは、成功を上げております。」とも語っております。
アルブレヒト氏は、2003年度における収入予測が、12億ユーロ以上の旅行収入に基づいていることに着目しました。スターアライアンスのコーポレートプラスの資格がある企業あるいはそれらの旅行手配会社は、業務渡航をシームレスに予約・管理するために、スターアライアンスが有する世界的規模のネットワークやサービス体制を利用し、スターアライアンスのどの加盟航空会社とも連絡をとることができます。 アルブレヒト氏は、「スターアライアンスの法人契約は、マイルの積算や貯めたマイルの特典利用、簡素化された運賃、スターアライアンス・ゴールド会員に対する予約時のお預かり手荷物や搭乗手続きサービスなど、法人顧客旅行者の皆様により多くの利便性を提供できるメリットがあります。」と語っております。このグローバルプラス契約によるメリットを受けている企業名は企業秘密の観点から、公表することができないとしていますが、本年11月のプレスリリースでシェブロン・テキサコ社を一例として挙げております。
「法人市場は、そのような柔軟な対応(任意の方法で特定の旅行ニーズを取込む際に、制限を設けず、内部プロセスを単純化する支援)を模索してきました。顧客および加盟航空会社の双方のために私たちが数年にわたって検討してきた素晴らしい付加価値をもって、スターアライアンスメンバーとして我々がより優れた航空連合であるという確信をさらに確かなものとしました。」とオーストリア航空CEOのヴァーン・ソーレンセン氏は述べました。
スターアライアンスは、1997年5月、お客様にグローバルでスムーズな旅を提供する目的で世界最初の航空会社のグローバル連盟として設立されました。 現在加盟航空会社はエアカナダ・ニュージーランド航空・ANA・アシアナ航空・オーストリア航空グループ・BMI(ブリティッシュミッドランド航空)・LOTポーランド航空・ルフトハンザドイツ航空・SAS・シンガポール航空・スパンエア・タイ航空・ユナイテッド航空・バリグブラジル航空そしてUSエアウェイズの加盟により合計15社となりました。スターアライアンスは、毎日14,000便以上運航し、 772 都市 133カ国に就航しています。
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