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第06‐054号
2006年4月3日 |
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2006年度 ANA入社式 社長挨拶骨子 |
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ANAグループは、お客様の「安心」と「信頼」を基礎とすることを経営理念に謳っています。そして安全理念には、「安全は経営の基盤であり、社会への責務である」と記してあります。
これは単なるお題目ではなく、我々ANAグループは、一人ひとりの安全に対する謙虚で責任ある誠実な行動で、安全運航を堅持しています。そして、これからもANAグループが存続する限り、永遠に安全を堅持していかなければなりません。
ANAグループの入社式を格納庫で実施しているのは、最優先すべきは安全であること、そして、安全を支えているのは現場であることを、皆さんに肌で感じてもらうためです。
ANAグループは「安全を全てに優先させる」という安全堅持への絶対の決意を、航空機の前で誓って下さい。 |
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| ◆ ANAらしさは「あんしん、あったか、あかるく元気。」 |
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ANAグループは、それぞれの会社が経営理念や安全理念を共有し、それぞれの役割を責任もって果たすことによって、チームとして行動しています。これを“TEAM ANA”と呼んでいます。
安全を高めるためのみならず、より良いサービスを提供していくためにも、チームとしての完成度を高めていくことが必要です。そのために皆さんにお願いしたいことは、まず、それぞれの道のプロになれ、ということです。与えられた仕事を愚直と言われるほど一生懸命に集中してみて下さい。そうすると必ず、泉のように、突然の啓示のように、世界の人々に「夢」と「感動」につながる種が現われるはずです。
そんな種を持つ者同士であれば、お互いの知識や技倆への「安心」が生まれ、どんなに激論を交わしたとしてもお互いを責め合うことはなく「あったか」で、世界の人々に「夢」と「感動」を届けるような仕事もできる。その達成感で「あかるく元気」になれる。ANAらしさは「あんしん、あったか、あかるく元気。」です。
それぞれの道のプロ同士が、チームメイトとしてお互いを尊敬・尊重しながら挑戦し続けることで、チームは強くなります。皆さんにはプロとして、組織などの壁にとらわれずに、自由闊達に意見交換や議論をしてほしいと期待しています。 |
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| 以上 |
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 2006年度 ANA入社式 社長挨拶骨子 |
